テクノルとSB C&Sが共に切り拓くSaaS製品市場
株式会社テクノルとSB C&S株式会社は、SaaS(Software as a Service)市場へさらなる関与を図るため、これまでの協力関係を一層強化することを発表しました。テクノルは青森県八戸市を拠点として、地域の企業に向けた効率的な業務支援に注力しており、SaaS製品を取り入れることで地域企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を後押しする考えです。
この協業により、テクノルは地元企業のニーズに即したITソリューションを提供しつつ、SB C&Sは自社の豊富なSaaSビジネスの知見を生かして、より効果的な支援体制を構築します。
SB C&Sは、SaaS市場の急成長に応えるために専任チーム「Cloud Service Concierge」を設立し、SaaS製品に特化したマーケティングや販売支援を進めています。このチームは、多種多様なSaaS製品を効果的に管理できるプラットフォーム「ClouDX」をも活用しており、これにより契約管理の効率化やコスト削減を実現します。
地域企業への価値提供
テクノルの赤坂専務取締役は、「今回の協業を通じて、地域のお客さまにSaaS製品をより価値ある形で提供できることを嬉しく思います。業務効率化を進めるために、これまで以上にSB C&Sとの連携を強化していく所存です」とコメントしています。
同様に、SB C&Sの仲畠執行役員も「テクノルとの協業により、企業の様々な課題に対する適切な提案が可能になると考えています。SaaS製品の導入拡大をサポートし、企業のDX推進に貢献できると確信しています」と語っています。
テクノルとSB C&Sの概要
テクノルは1984年の創業以来、事務機器からITソリューションに至るまで幅広く展開し、地域企業のニーズに応じたサービスの提供を行ってきました。同社は特に地方の人材不足やIT人材の課題を解決するために、AIやクラウド技術の活用に努めています。これにより、業務環境を革新し、魅力的な職場作りを支援することを掲げています。
一方、
SB C&Sはソフトバンクグループの一員としてIT流通ビジネスを展開し、法人向けには国内最大の販売ネットワークを有しています。また、最新のテクノロジーを生かし、先進的なプロダクトやソリューションを提供することで、企業のデジタル市場へのスムーズな移行を手助けしています。
今後両社の連携は、多くの地域企業にとって価値あるSaaS製品の導入を加速し、業務環境に新たな風を吹き込むことでしょう。地域のDX推進に向けた取り組みが、どのように展開されるのか目が離せない状況です。これからも両社から目が離せません。