AIを活用した新ビジネス開発支援、ファインディとPFNが手を組む
2026年6月18日より、ファインディ株式会社(東京都品川区)と株式会社Preferred Networks(PFN、東京都千代田区)が新たな販売連携を開始することが発表されました。ファインディは、AIエージェント「Findy Insights」を通じて、PFNが開発した国産生成AI基盤モデル「PLaMo™」を実装します。この連携により、顧客インサイトに基づいた高精度な仮説検証が可能になります。
連携の背景
最近の生成AIの進化は目覚ましく、企業の新規事業開発プロセスのデジタル化や高度化が急速に進んでいます。しかし、それに伴い、新規事業の約93%は投資回収が難しいという実態があります。特に「市場投入フェーズ」では約8割の企業が何らかの課題を抱えているため、効率化が求められています。このような中で、日本語に特化したPLaMoをFindy Insightsに搭載し、日本企業に手軽に提供するための連携が実現しました。
連携の概要
この連携の核心は2つに分かれます。
1.
PLaMoのFindy Insightsへの実装: PFNが開発したPLaMoをFindy Insightsに組み込むことで、顧客インタビューの分析や競合リサーチ、インサイトの抽出をより高精度に行えるようにします。
2.
Findy Insightsの販売パートナー契約: PFNはFindyと販売代理店契約を締結し、新規事業開発を目指す企業へのFindy Insightsの提供を行います。
PLaMoの特長
PLaMoは、PFNによって開発された国産生成AI基盤モデルです。このモデルは多様な用途に応じて複数のバージョンが提供されており、それぞれが特定のニーズに応じた機能を備えています。商用版のフラッグシップモデル「PLaMo Prime」、トランスレーション特化の「PLaMo翻訳」、金融知識を組み合わせた金融特化型バージョンなどがあり、クラウドサービスやオンプレミス、さらには様々なAPIsを通じて利用可能です。
Findy Insightsの役割
Findy Insightsは、新規事業開発やプロダクト開発をサポートするために設計されたAIエージェントです。AIリサーチマネジメント、AIインサイトマネジメント、AIソリューションマネジメントという3つの機能を通じて、企業の市場分析や顧客インタビュー、解決策の優先順位付けを自動化します。この仕組みにより、多くの企業が分析・資料作成にかかる時間を大幅に短縮し、仮説検証のスピードが向上しています。
企業情報
Preferred Networks(PFN)について
PFNは、AI技術のバリューチェーンを統合的に提供する企業です。ソフトウェアとハードウェアを融合し、様々な産業で利用可能なAIプロダクトを開発しています。
ファインディ株式会社について
ファインディは、エンジニア向けプラットフォームを提供する企業であり、ITエンジニアの転職サービスやフリーランス紹介サービスを運営しています。現在、約29万人の会員を持ち、多くの企業にサービスを提供しています。
AI技術の進化とともに、ビジネスの現場でもその導入が進む中、ファインディとPFNの連携は、企業が新たな事業機会を創出するための大きな一歩となるでしょう。