FFRIセキュリティが2026年にArm版Windows対応の新ソフトを発表
FFRIセキュリティが2026年にArm版Windows対応のソフトをリリース
株式会社FFRIセキュリティが、2026年に最新のFFRI yarai Version 3.8を発表することを明らかにしました。この新バージョンは、既に普及が進んでいるArmプロセッサを搭載したWindows環境に対応しており、今後の市場において大きな注目を集めることが予想されます。
Armプロセッサとの親和性
Armプロセッサは、主にスマートフォンやタブレットで使用されてきた技術ですが、近年ではノートパソコン向けにも対応が進んでいます。特に、消費電力が低く効率的なため、ビジネスシーンでもその利用が期待されています。これまでWindows環境においては、IntelやAMDのプロセッサが主流でしたが、エミュレーション技術の進化によって、Armプロセッサ対応のソフトウェアが増加しています。MicrosoftのSurfaceシリーズのようなフラッグシップモデルもこれを代表する存在です。FFRIセキュリティも、国内でのArm版Windowsの普及を見越して、次回のFFRI yaraiのリリースにこの新技術を組み込むことを決定しました。
FFRI yaraiの特長
「FFRI yarai」は、独自の「先読み防御」技術により、知られざるマルウェアを被害が発生する前に検出する機能が強みです。特に官公庁や大企業に多く採用されており、その防御実績が証明されています。新バージョンでは、未知の脅威に対する対応力をさらに強化し、ATT&CKフレームワークへの対応も進めています。また、WebAPI機能の強化により、組織内のWindows端末のセキュリティ体制の向上に寄与することを目指しています。
未来への展望
FFRIセキュリティは、2007年に設立されて以来、国際的なセキュリティカンファレンスでの研究発表を通じて、高い評価を得てきました。国内でほぼ唯一のセキュリティコア技術の研究開発を行っており、その成果は官公庁や企業での導入実績として蓄積されています。サイバー領域の安全保障に注力し、国家主導のプロジェクトにも参加することで、セキュリティ業界のリーダーとしての地位を確立しています。
新たにリリースされるFFRI yarai Version 3.8は、その高い防御能力とArmプロセッサ環境への適応によって、今後のサイバーセキュリティ市場における一大革新をもたらすことでしょう。製品の詳細や価格については、公式ウェブサイトでの問い合わせを通じて確認できます。
本ソフトウェアの登場によって、より強固なセキュリティ体制が確立され、ユーザーの安心を支えることが期待されます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社FFRIセキュリティ
- 住所
- 東京都千代田区丸の内3-3-1新東京ビル2F
- 電話番号
-