新たなデータ連携の形
2021-03-23 13:00:07

米スタートアップが日本に導入する新しい安全なデータ連携プラットフォームとは

米国スタートアップSecure DXが日本に新サービス導入



このたび、米国のスタートアップであるSecure DXが、日本に向けた新たなデータ連携プラットフォーム『Secure DX CONNEQT』を正式にローンチしました。その背景には、特にデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が叫ばれる中で、データの安全な連携が求められている現状があります。

背景と目的


日本市場への参入となるこのサービスは、エストニアの電子政府基盤技術『X-Road』をベースにしており、その高いセキュリティレベルと先進性が魅力です。日本でも多くの企業や自治体がデジタル化を進めている中で、データの安全な連携のニーズはますます高まっています。特に、DXの推進にあたっては、スピードとセキュリティのトレードオフ問題が大きな課題とされています。Secure DX CONNEQTは、こうした課題を解決するために開発されたサービスです。

自律分散型のデータ連携プラットフォーム


Secure DX CONNEQTは、従来の中央集中型のアプローチから脱却し、自律分散型のシステムを採用しています。これにより、接続先のシステムがそれぞれ元の状態を維持しながら相互にデータ連携を行うことが可能となり、開発の効率化やコストの削減を実現します。具体的には、1円/1トランザクションの従量課金制を採用しており、初期設定費用は無料となっているため、導入する企業にとっては非常に魅力的な条件です。

スピードとセキュリティの両立


デジタル化が進む現代社会において、データ連携の速度とセキュリティは常にトレードオフの関係にあります。しかしSecure DX CONNEQTはこの問題を解決し、データ連携にかかる時間を大幅に短縮しつつ、セキュリティも確保することが可能です。この仕組みは特に、複数のデータベースやシステムが存在する企業や自治体において高い効果を発揮します。

利用シーンとメリット


Secure DX CONNEQTを導入することで、企業はデータベースのひとつひとつに手を加えずに、高度なデータ連携を実現できます。特に、情報のスピードが重視されるビジネスシーンにおいて、このプラットフォームの価値は大きいと言えます。また、接続先同士のデータを暗号化し、法的な証明にも利用できる監査証跡が搭載されているため、安心してデータを扱うことができます。

まとめ


Secure DX CONNEQTは、デジタル庁の設立や新型コロナウイルスの影響など、社会全体でDXの推進が進む中で、データのセキュアな連携を実現するための重要なツールとなるでしょう。今後、Secure DXが産学官問わず多くの分野において、このプラットフォームを通じてデジタルトランスフォーメーションを促進し、より豊かな社会の実現に寄与することが期待されます。

会社情報

会社名
株式会社Secure DX
住所
東京都新宿区西新宿21-9
電話番号

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Wiki3: データ連携 PaaS Secure DX

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