FC BASARA HYOGOが3度目の正直で勝利を収める
天皇杯第105回全日本サッカー選手権大会に向けた兵庫県代表決定戦が激化しています。5月10日、FC BASARA HYOGOが関西学院大学と対戦し、セミファイナルを3-2で制しました。これは過去2年連続で敗れていた関学に対するリベンジとも言える熱い一戦です。
試合の流れ
試合は開始早々から動きました。7分、毛利隼選手が鍵山慶司選手からのパスを受けてゴールを決め、FC BASARA HYOGOが先制点を奪います。続いて11分には、関西学院大学OBの小延将大選手が松原大芽選手のアシストで2点目を挙げ、直後の29分にはPKによって自らもゴールを重ね、早くも3-0というスコアで前半を折り返しました。
しかし、関学も容易に引き下がることはありません。前半の最後には、一瞬の隙を突いて得点を奪われ、3-1に。後半戦は、両者ともに得点チャンスを得られないまま時間が経過し、緊張感が高まります。アディショナルタイムに入ると、FC BASARAが少々のミスで追加点を許し、スコアは3-2に。
チームの意気込み
それでもFC BASARA HYOGOは、粘り強く守り抜き、3-2で試合を終えました。キャプテンの清水圭介選手や、試合中にゴールを決めた毛利隼選手、さらには小延将大選手といった中心選手たちが光る場面が多く見られ、チームに弾みがつきました。次の対戦相手は、関西リーグ1部のCento Cuore HARIMAで、日程は5月10日(土)の14時から、兵庫県洲本市にあるアスパ五色サブで行われます。
期待される次の試合
FC BASARA HYOGOがこの勢いを維持し、Cento Cuore HARIMA相手にどのような戦いを見せてくれるのか、サポーターたちの期待は高まります。今後の試合が待ち遠しい限りです。意気込みを語る選手たちの姿が、さらにこの試合を盛り上げてくれることでしょう。