中国泰州に医療機器展示訓練センターオープン
この秋、中国江蘇省泰州市に新たな医療機器展示訓練センターが誕生します。このプロジェクトは、日系企業の進出を促進し、医療機器産業の拡大を図るものです。。
医療産業の拠点、泰州市
泰州市は、医療特区のC.M.C(China Medical City)として知られており、中国国内での医療機器産業が進展する中心地です。ここにオープンする「国際医療機器展示訓練センター」は、最新の医療機器が常設展示され、トレーニングも行える施設です。そのため、医療関係者がスキルを磨くための重要な場となるでしょう。
ダイオージャパンの取り組み
このセンターは、株式会社ダイオージャパンが設立し、CMC薬事と連携して運営されます。同社は、日本の医療機器メーカーや関連企業を中心に約50社が入居することを見込んでいます。入居企業は、定期的に中国国内の医療関係者を招待し、連携したイベントを開催することで、日本の医療製品の認知度を高める活動を行います。
医療機器の導入とニーズの把握
中国では、急速に増加する民間医療施設が新しい医療技術や製品を求めています。このセンターは、忙しい医療関係者のニーズに応じて、良質な医療機器や医薬関連品を迅速に導入できる環境を提供します。その結果、中国国内の医療の成長と質の向上が期待されます。
施設の概要
オープン予定のセンターは、以下のような概要を持っています。
- - 建物名称: 国際医療機器展示訓練センター(CMC中国医薬城)
- - 所在地: 中国江蘇省泰州市医薬高新区海陵南路199号
- - 敷地面積: 43,610.63㎡
- - 構造: 地下1階、地上6階のSRC造(タワー2棟)
- - 延床面積: 62,941.64㎡
- - 駐車場: 434台(地下階)
この新たなセンターは、医療機器に対する関心が高まる中国市場で、日本の医療関連企業にとって貴重なビジネスチャンスを提供することになるでしょう。
株式会社ダイオージャパンについて
株式会社ダイオージャパンは、1986年に設立され、日本橋に本社を構えています。主な業務は、不動産コンサルティングや貿易事業を行っており、太陽光パネルや健康食品の輸入・販売なども手掛けています。
新しい試みとして、このセンターの運営により、中国における医療機器産業の発展に寄与することが期待されています。日本の医療製品が中国市場での影響力を持つことを目指し、さまざまな取り組みを進めているのです。
今後、医療機器展示訓練センターの活動が、両国の医療分野における架け橋となることが期待されます。