映像制作の改革
2025-12-10 11:26:32

映像制作業界を変革するクラウドERP『ZAC』の導入事例

映像制作業界を変える『ZAC』導入の背景



映像コンテンツ制作の先駆者である株式会社ロボットと株式会社ピクスは、業務の効率化と予算管理の精緻化を目的として、クラウドERP「ZAC」を導入しました。これにより、従来使用していた老朽化したスクラッチシステムからのリプレイスを図り、プロジェクト型ビジネスの特性に合わせた運用を開始しています。

導入の背景と課題



この取り組みは、10年以上にわたって使用されていたスクラッチシステムに限界が見えてきたことから始まりました。特に、電子帳簿保存法やインボイス制度などの法改正への対応が大きな課題となり、保守が困難になりつつありました。そのため、業務フローを根本から見直し、システムのパッケージ化を進める時期に来ていたのです。

具体的な課題


1. 案件別予算管理の課題
Excelに依存した実行予算書の更新により、情報の透明性が欠けていました。これを改善するためには、クラウド上で最新の情報を簡単に共有できるシステムが求められていました。
2. 業務効率の課題
外注業者との請求処理が紙とハンコに依存しており、月末には承認業務が滞留することが多く、フローの見直しが必要でした。

ZAC導入の決め手



ロボットとピクスがZACを選んだ理由は、システムフェーズがプロジェクト管理を中心に設計されている点です。業務フローやデータ集計が自然とプロジェクト管理に組み込まれているため、作業の効率化が期待できます。また、ZACはAPI連携を活用し、他のシステムとの柔軟なデータ連携を実現しています。これは企業独自のニーズにも対応できるため、多様な状況に応じた活用が可能です。

導入後の効果



ZACの運用が始まったばかりですが、すでに目に見える効果が現れています。特に、案件情報の見える化が進み、事業部別や担当者別、案件のステータスに基づいて情報を一覧化できるようになりました。これにより、特定の案件の状況をリアルタイムで把握することができ、業務の段取りがスムーズに進むようになっています。

例えば、月末に売上計上予定の案件が見つからない場合も、ZACを使えば簡単に抽出でき、問題を迅速に解決する手助けとなります。

また、承認作業のペーパーレス化も進み、時間や場所を選ばずに承認業務が行えるようになりました。これによって、承認フローが滞ることが少なくなり、全体の業務効率が大幅に向上しています。

これからの展望



今後、ロボットとピクスはZACの運用をさらに洗練させ、映像業界の古い慣習からの脱却を目指していきます。システム移行に伴う一時的な負担もあるものの、長期的には持続的な成長が期待できる運用を模索中です。

ZAC導入事例の詳細や関係者のインタビューは公式サイトで公開されていますので、興味のある読者はぜひチェックしてみてください。


今回の取り組みは、映像制作の現場に新たな風を吹き込み、業務の質を大きく向上させるものとして注目されています。未来の映像制作業界において、ZACがどのような役割を果たしていくのか、引き続き期待が寄せられます。


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会社情報

会社名
株式会社オロ
住所
東京都目黒区目黒
電話番号

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