木造オフィスビルの開業
2026-07-31 12:55:16

新たな環境価値を提供する木造オフィスビル「KiGi AKIHABARA」の竣工

近年、環境への配慮とともに、持続可能な建築が急務となっている中、株式会社サンケイビルが新たに打ち出した木造オフィスビル「KiGi AKIHABARA」が注目を集めています。本物件は、東京都千代田区東神田に位置し、2026年5月29日に竣工。7月22日には開業を迎えました。

このプロジェクトでは、株式会社熊谷組と住友林業が手を組み、中大規模木造建築ブランド「with TREE」に基づく設計が行われました。「with TREE」は、木の持つ特性を生かしながら、環境と健康を共に考慮した建築を目指しています。木材は光合成によって大気中のCO2を吸収し、その後も炭素を固定し続けることから、環境負荷の軽減に大きく貢献することが期待されています。

コンセプトと取り組み


本物件は、木造と鉄骨のハイブリッド構造を取り入れ、この新たな試みは社会の脱炭素化に向けた重要なステップと考えられています。建物のファサードはガラスで覆われており、内部には木造フレームがあしらわれており、木の温もりを感じさせるデザインとなっています。さらに、ビル内の執務空間は木質感あふれるデザインが施され、快適で健康的なオフィス環境の実現を目指しています。

また、建物は「ZEB Ready」という省エネルギー性能を取得しており、運用時のエネルギー消費を50%削減できる見込みです。このような技術的な工夫は、2040年のカーボンニュートラル達成を目指す中での重要な要素となっています。

最新技術の投入


設計と施工においては、中大規模木造建築に不可欠な耐震性と耐火性も考慮されています。特に、「KS木質座屈拘束ブレース」という新たな技術が導入されており、鉄骨部分とともに建物全体の安定性を確保しています。これにより、地震などの自然災害にも耐えることができる構造が実現されています。

本物件に使用された木材は61.7m³に及び、建設時のCO2の排出量も大幅に削減されています。具体的には、設計段階で約380トンのCO2を削減したとされています。さらに、30年以上の運用時において、さらなるCO2削減が期待されています。

物件概要


  • - 物件名: KiGi AKIHABARA
  • - 所在地: 東京都千代田区東神田2丁目8番16号
  • - 構造規模: 地上9階
  • - 延床面積: 1,072.04㎡
  • - 用途: 1階が飲食店、2階から9階が事務所として利用される予定です。

このように、「KiGi AKIHABARA」は、サステイナブルでありながらも利用者にとって快適な空間を提供する新しいスタイルのオフィスビルとして、我々の期待に応えてくれるでしょう。今後の運営においても、脱炭素社会に向けた取り組みは続けられるようです。政府のカーボンニュートラル政策を背景に、この新たな木造オフィスビルがどのような影響を与えていくのか、注目が集まります。


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会社情報

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住友林業
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