ねじのIoTサービスで省人化！池田金属工業とMomoが資本業務提携

「ねじで世界をよりよく変える」をスローガンに掲げる池田金属工業株式会社（以下「イケキン」）と、IoTプラットフォーム『Palette IoT』を提供する株式会社Momo（以下「Momo」）は、ねじのIoTサービス開発における資本業務提携を発表しました。

近年、労働力不足や高所作業における安全性の確保が課題となっています。特にねじのメンテナンス作業は、負担が大きく、作業員の確保が難しい状況です。

この課題を解決するため、イケキンとMomoは共同で、ねじのゆるみを遠隔地から検知できるサービスを開発します。このサービスにより、必要な時だけ必要な箇所をメンテナンスできるようになり、作業効率の向上と危険作業の削減が期待できます。

イケキンとMomoの強みを活かしたサービス開発

イケキンは、ねじ締結に関する豊富な知識と技術を有しています。一方、Momoは、IoT技術を用いたプラットフォーム開発で実績があります。両社の強みを融合することで、社会課題を解決する革新的なサービスを開発できると期待されています。

社会課題解決に向けた取り組み

今回の提携は、単に新しいサービス開発にとどまらず、社会課題解決への貢献を目的としています。労働力不足や安全性の課題は、多くの企業が抱える共通課題であり、本サービスによって、様々な産業において生産性向上と安全性の確保に貢献できる可能性があります。

今後の展開

両社は、今後も連携を強化し、ねじのIoTサービスの開発を進めていく予定です。将来的には、様々な産業分野への展開も視野に入れているとのことです。

関係者のコメント

池田金属工業株式会社代表取締役社長武井宏樹氏

「Momoとの提携により、ねじのIoTサービスを開発することで、労働力不足や安全性の課題解決に貢献できると確信しています。今後も、Momoとの連携を強化し、社会に貢献できるサービスを開発してまいります。」

株式会社Momo 代表取締役大津真人氏

「イケキンのねじに関する専門知識と、弊社のIoT技術を組み合わせることで、社会課題解決に貢献できるサービスを生み出せると考えています。労働力不足や安全性の課題を抱える企業にとって、本サービスが有効なソリューションとなることを期待しています。」

会社概要

池田金属工業株式会社

本社：大阪府大阪市
代表取締役社長：武井宏樹
事業内容：工業用ファスナー、金属部品の開発・製造・販売、各種プラントメンテナンス支援サービス、ねじの技術診断サービス、ねじの各種試験サービス、締結に関する各種セミナー
資本金：2,000万円
URL：https://www.ikekin.co.jp/

株式会社Momo

本社：兵庫県神戸市
代表取締役：大津真人
事業内容：IoTサービスの社会実装
資本金：9714万4000円
URL：https://momo-ltd.com/