エイチシーエル・ジャパンが新たなリーダーシップを迎えた
エイチシーエル・ジャパンが新社長として中山雅之氏を迎え入れました。中山氏は、IT業界で30年以上にわたる豊富な経験を持つ実力者です。これまで彼は、日本IBMで執行役員を、日本タタ・コンサルタンシー・サービシズでは副社長を務め、また日本郵政で常務執行役グループCIOとしてビジネスの変革を担ってきた経歴を持ちます。
中山氏は就任の際、「HCLは、20年以上にわたり日本市場で事業を展開してきました。この場を借りて、長年にわたり当社の成長を支えてくださったお客様やパートナーの皆様に心から感謝申し上げます」と述べました。彼は、HCLのケイパビリティ―を強化し、顧客のデジタルトランスフォーメーションを成功に導くために全力で取り組む決意を示しています。
日本では、現在多くの企業がデジタルトランスフォーメーションに積極的に取り組んでおり、優れたIT人材の確保や最先端技術の導入が求められています。中山氏がリーダーシップを発揮することで、HCLの実績とノウハウを持つエイチシーエル・ジャパンが、日本の企業にとって最適なパートナーとなることが期待されています。
HCLの成長市場担当プレジデント、Swapan Johri氏は、「日本は世界のIT産業において重要な役割を果たしており、我々にとって戦略的に重要な市場です。中山氏を迎えられることを大変嬉しく思い、彼の豊富な経験が日本のお客様のデジタルトランスフォーメーションに大いに貢献すると確信しています」と語りました。
中山雅之氏の経歴
中山氏は1985年3月に九州大学経済学部を卒業後、同年4月に日本IBMに入社しました。その後、2007年には執行役員として製造企業担当を務め、2011年には日本郵政の常務執行役グループCIOとしてビジネス変革をリード。2016年には日本タタ・コンサルタンシー・サービシズの副社長営業統括を経て、2021年11月にエイチシーエル・ジャパンの代表取締役社長に就任しました。
HCLテクノロジーズの戦略
HCLは、次の10年を見据えたテクノロジーを提供し、グローバル企業を支援しています。HCLのMode 1‒2‒3戦略や業種ごとの専門知識、顧客重視の姿勢が、企業の変革を実現しています。具体的には、ITおよびビジネスサービス(ITBS)、エンジニアリングR&Dサービス(ERS)、プロダクト&プラットフォーム(P&P)の3つのビジネスラインで、広範なサービスや製品を提供しています。
特にITBSは、アプリケーション、インフラストラクチャ、デジタルプロセスオペレーションの分野でサービスを展開し、デジタルトランスフォーメーションを推進しています。ERSは、製品開発やプラットフォームエンジニアリングを支援。P&Pでは、最新のソフトウェア製品を提供しています。
HCLは多様な業界、例えば金融、製造、通信などに対して包括的なサービスを提供し、世界的なテクノロジー企業として持続可能性や教育に取り組んでいます。2021年の連結売上は約111億8千ドル、従業員数は19万8,000人に上り、52ヶ国に事業を展開しています。詳細については、
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