水素式ロースター開発
2024-05-30 12:00:02

シンポ株式会社が水素式無煙ロースター開発プロジェクトを開始!

水素式無煙ロースター開発プロジェクト始動



シンポ株式会社は、名古屋市名東区に本社を持つ無煙ロースターのパイオニア企業です。この度、株式会社H2&DX社会研究所と共同で、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた水素を利用した無煙ロースターの開発プロジェクトを始めました。このプロジェクトの目的は、環境に配慮した新しい調理器具の開発を通じて、飲食業界の持続可能な発展に寄与することです。

プロジェクトの背景



日本政府は2050年までにカーボンニュートラルを目指し、様々な取り組みを進めてきました。しかし、飲食業界は依然として化石燃料に多く依存していることが問題視されています。特に焼肉店などの飲食店では、ガスを利用した無煙ロースターが一般的に使用されており、これが業界全体の温室効果ガス排出に大きく寄与しています。

EUの調査によれば、世界で排出される温室効果ガスの約三分の一は「食」に関連しており、飲食店の厨房で消費されるエネルギーは店舗全体の半分以上を占めるというデータもあります。このような現状を受け、シンポ株式会社は新たな無煙ロースターの開発に挑戦することを決定しました。

開発の進行



シンポ株式会社は、環境に優しい水素エネルギーを熱源とする無煙ロースターのプロトタイプ開発を、2025年上期を目標として進めていきます。さらに、H2&DX社は過去において水素調理器具の開発でも先駆的な役割を果たしており、両社の共同作業がどのような成果をもたらすかが期待されます。

水素を利用することで、焼肉業界の温室効果ガス排出を大幅に削減できる可能性があります。また、調理器具の操作性や性能も向上させることで、飲食店にとっても魅力的な選択肢となるでしょう。

シンポ株式会社の取り組み



シンポは1971年から無煙ロースターの製造・販売を続け、すでに約2万件の納品実績を持つ業界のリーダーです。国内外の飲食店に向け、多様な製品を提供しており、その実績からも信頼されるメーカーとなっています。無煙ロースターの他にも、エアベントシステムや省エネ空調システムなど幅広い事業を展開しています。

まとめ



これからの飲食業界において、脱炭素を実現することは重要なミッションです。シンポ株式会社とH2&DX社会研究所の連携による新たな無煙ロースター開発は、業界全体の持続可能な未来に向けた大きな一歩と言えるでしょう。今後の展開に注目が集まります。

会社情報

会社名
シンポ株式会社
住所
愛知県名古屋市名東区若葉台110番地
電話番号
052-776-2231

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。