幻想歴史アクション演劇「アテルイ」最新情報
2024年10月、東京のこくみん共済 coop ホールにて上演される幻想歴史アクション演劇「アテルイ」に、俳優の佐藤アツヒロが追加出演することが決まり、話題を呼んでいます。平安初期の英雄たちの物語を描く本作品は、演出家・山田英真が手がけ、安藤匠郎のプロデュースによるものです。
この演劇は、蝦夷の族長「アテルイ」と朝廷の将軍「坂上田村麻呂」の間に芽生える友情と対立をテーマにしており、古代日本の歴史的背景を基にした迫力あるアクションが見どころです。物語は、国の統一を目指す朝廷に対抗する蝦夷の姿を描き、双方の正義が絡み合うドラマが展開されます。この時代背景と実在した人物たちの生き様が交差するストーリーは、多くの観客の心をつかむことでしょう。
物語の背景とキャスト
「アテルイ」は、延暦7年(789年)から続く東北への侵攻の中での出来事を描いています。朝廷の軍勢52800人が、蝦夷に抵抗する1500人の軍と戦う様子は、壮絶な戦いを生み出し、アテルイの戦略と勇敢さが際立ちます。この物語では、アテルイ役には「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」でのソノイ役で知られる富永勇也が務め、坂上田村麻呂役には谷佳樹、田村麻呂の腹心である剣の達人・幸武役には猪野広樹がキャスティングされています。また、アテルイの副将モレ役には谷水力が出演します。舞台経験豊かなキャストたちが、殺陣とアクションを駆使し、迫力あるシーンを作り上げることが期待されます。
佐藤アツヒロが演じるのは、大伴弟麻呂という実在の人物です。彼は初代の征夷大将軍と言われており、物語の序盤からアテルイたち蝦夷の脅威となります。佐藤自身もコメントを寄せており、この作品の魅力を感じつつ自身の役割に期待を寄せています。「アテルイ」の世界観や歴史的背景がいかに深いかを語る中、アテルイの活躍が待ち遠しいと述べています。
公演詳細
公演は2024年10月9日(水)から10月13日(日)まで、全9公演が予定されています。会場は東京都渋谷区のスペース・ゼロで、アクセスも非常に便利なJR新宿駅南口から徒歩5分の距離にあります。
チケットは全席指定・税込で、価格は10,000円。最速先行チケットは2024年8月14日(水)から販売開始される予定です。一般販売は2024年9月14日(土)から行われ、確実に観劇したい方は公式サイトでの情報確認をおすすめします。
公式サイトはこちらです:
アメツチ公演「アテルイ」公式サイト
演技力豊かなキャスト陣と共に、歴史の重みと壮大なドラマが織りなす舞台「アテルイ」に、ぜひご期待ください。