クリエイターエコノミー協会設立
2021-08-04 11:00:13

39社が参加しクリエイターエコノミー協会が新たに設立されました

クリエイターエコノミー協会設立の背景


日本において、個人がインターネットを通じて情報を発信しながら活動する「クリエイターエコノミー」が急速に成長しています。この流れを受け、39社が参加してクリエイターエコノミー協会が正式に設立されました。クリエイターエコノミーとは、個人が直接商品やサービスを提供する新しい経済の形を指し、その総市場規模は2021年時点で約1,042億ドルに達しています。

クリエイターの現状


クリエイターとして活動する人々は日本でも増加しており、副業や趣味として収入を得る事例が多くなっています。しかし、既存の法律や社会制度は、双方向の取引を前提にしておらず、クリエイターが活動しやすい環境は整備されていません。特に、自身の作品やアイディアを発信することへの支援が必要不可欠です。

協会のミッション


協会の設立によって目指すのは、「クリエイターが活動しやすい社会を実現すること」です。これにより、自由で安全なクリエイターの活動を支援するさまざまな取り組みが進められます。具体的な活動としては、次の3つが予定されています。

1. クリエイティブ活動の普及・促進

従来はごく一部の人に限られていたクリエイティブな活動が、今後は誰にでもできる時代に突入します。協会は、このメッセージを広め、クリエイティブ活動の価値を伝えると共に、必要な情報を発信します。また、勉強会やイベントを通じて多くの人々に知識を広めることも計画しています。

2. クリエイターの保護

クリエイターは、誹謗中傷や依頼主からの不正利用に直面しやすい立場にあります。特に急成長している若手クリエイターは、その対策が不十分なままリスクに晒されることが多いため、協会は行政や関係団体と連携してクリエイターを保護するためのルール作りを行います。

3. 政策提言による支援

クリエイターの活動を支えるためには、適切なプラットフォームの整備と新しい商習慣に合ったルールが必要です。協会は、クリエイターエコノミーの実態を把握し、行政への政策提言を通じて新たなルールの整備や規制の緩和を図っていきます。

協会の概要


クリエイターエコノミー協会(Creator Economy Association)の所在地は東京都港区北青山で、公式サイトでは各種情報発信が行われています。現時点では法人会員の入会を受け付けており、クリエイターエコノミーに関心のある企業はぜひ参加を検討してください。

具体的な活動内容や今後のイベントについては、公式TwitterやFacebookを通じてもお知らせしておりますので、ぜひフォローしてください。この協会は、日本におけるクリエイターエコノミーの形成に貢献し、クリエイティブな環境を整備するための重要なステップとなることでしょう。

会社情報

会社名
一般社団法人クリエイターエコノミー協会
住所
東京都港区六本木三丁目2番1号
電話番号

トピックス(経済)

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