「CORPORATE LEAGUE」始動の背景
東京を拠点に活動するNow Do株式会社、株式会社運動通信社、パーソルイノベーション株式会社の三社が手を組み、“企業の活性化”を目的とした新しいスポーツリーグ「CORPORATE LEAGUE」を立ち上げました。このリーグは、近年の働き方の多様化や組織課題に対処する一環として、社員同士のコミュニケーションを促進することを目指します。特に、社内外のつながりを強化し、社内の帰属意識を高めることが求められています。
スポーツを通じた「三つの活性化」
CORPORATE LEAGUEは、企業にはたらくビジネスパーソンがチームを組み、企業を代表して真剣勝負を繰り広げる場です。その中で生まれる熱意や一体感は、社内のコミュニケーションを促進し、企業間の新たなビジネスネットワークを形成する効果が期待されます。具体的には、次の三つの活性化が狙われています。
1.
組織の活性化(コミュニケーション)
スポーツを通じて、世代や部署を超えた共通体験を持つことで社員同士の結束が深まります。
2.
事業の活性化(企業間ネットワーク)
他社との短期間での信頼関係を構築し、新しいビジネスチャンスを生む土壌を作ります。
3.
ウェルビーイングの活性化(活力)
競技参加を通じて健康促進や活力を育み、企業全体の生産性向上につなげます。
第一弾競技としての「4v4」
「CORPORATE LEAGUE」の第一弾として、本田圭佑氏が考案した4人制サッカー「4v4」が採用されました。この競技は、短時間で行われるため、企業内での気軽な参加が可能であり、高い熱量と競技性が特徴です。また、全国各地で開催実績があるため、企業間の交流やコミュニティ形成への期待も高まっています。
POC(実証リーグ)の開始
2026年1月から3月にかけて行われるPOCには、KDDIやトヨタ自動車、AbemaTVなど多くの企業が参加予定です。ここでは、実際の競技ルールや運営体制の検証が実施され、得られたデータや参加者のフィードバックをもとに本格展開に向けた改善が進められます。
各社代表からのメッセージ
代表者たちからは、CORPORATE LEAGUEが企業や働く人々の新たなコミュニティの形成につながることが期待されています。スポーツは単に競技を楽しむだけでなく、組織や社会全体の活力を引き出す力があります。この取り組みにより、企業間のリスペクトや信頼が生まれ、さらなるビジネスチャンスが広がるでしょう。さらに今後は、4v4だけでなく、他の競技にも広がっていく予定です。
社会に新しい波を与える
CORPORATE LEAGUEは、単なるスポーツリーグ以上の意義を持ちます。スポーツを介して企業同士をつなげ、そこから生まれる関係性が新しいビジネスの創出にも寄与すると期待されています。今後の展開が楽しみです。特に2026年の本格ローンチに向けて、企業の参加がますます加速することが予想されています。これを機に、働く人々がもっと健康に、そして活気に満ちた社会になることを願っています。