AIで昼寝見守り
2023-08-04 09:00:02

リケナリシスが開発したAI昼寝見守りサービス「hana-an®」の登場

新たなAI技術で保育現場を安全に



リケナリシス株式会社は、午睡見守りサービス「hana-an®」の販売を、2023年8月より主に保育施設向けに始めました。本サービスは、理化学研究所および同志社大学との共同研究から生まれたもので、全く新しい形で赤ちゃんの睡眠時の安全を守ります。

「hana-an®」の仕組みは、天井に設置したカメラと映像解析装置、保育者が使用するタブレットから構成されています。このシステムは、赤ちゃんが睡眠中にとる姿勢を検出し、特に危険なうつぶせ寝が続くと、保育士に通知を行います。また、5分ごとに寝姿勢を自動的に記録し、事務作業の負担を軽減することが可能です。

多様な特徴と利便性



「hana-an®」の開発には、1億枚以上の赤ちゃんの画像を用いたAIによる解析が用いられています。最先端のAI技術を駆使し、カメラに映る赤ちゃんを高精度に識別し、見守りを行います。この技術によって、保育士は難しい操作を行うことなく、最短4タップで赤ちゃんの名前を登録できます。

特徴として多くの利点を挙げられます。例えば、赤ちゃん一人一人にセンサーを取り付ける必要がないため、それに伴う手間やデータの不均一性が解消されます。また、AIが繰り返し学習したことで、布団の有無に関わらず寝姿勢を正確に検出し、自動で午睡チェック表を作成します。これにより、保育士は赤ちゃんに向き合う余裕が生まれ、相互作用が深まります。

安全性とプライバシーへの配慮



「hana-an®」の更なる強みは、非接触型のデザインです。保育者と赤ちゃんの物理的な接触を減らしながらも、万が一の状況には迅速に対応できるよう、アラート機能や自動認識機能を設けています。さらに、午睡データは暗号化され、安心して利用できる環境を提供します。

地域貢献の使命



リケナリシス株式会社が目指すのは、保育士の負担を軽減し、赤ちゃんの安全を第一に考えることです。近年の少子化対策や国の政策も見据え、保育現場での業務効率化に寄与することが期待されています。教授や研究者たちもこの試みに賛同し、安全な環境づくりをサポートしています。

価格と導入方法



「hana-an®」は、1セットの初期費用が50万円(設置費込み)で、月額利用料は1万円となります。この料金で、最大12人の赤ちゃんを見守ることができます。40歳代から70歳代の保育施設が多く、急速に変化するニーズに対応すべく、こうしたシステムも求められています。

「hana-an®」は、革新的なAI技術をもとに、未来の保育を支える一助となるでしょう。保育士、そして赤ちゃんに安心と安全を提供し、皆が笑顔で過ごせる環境を目指します。

会社情報

会社名
リケナリシス株式会社
住所
東京都中央区日本橋小舟町6-1KOBUNACHO HOUSE 3F
電話番号
03-4500-4469

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。