フランスと日本が出会った新しい醤油のかたち
2025年10月1日、醤油の日にとてもユニークな醤油が日本に初めて登場します。それがフランス産の醤油「SHINKO NOIRE」と「SHINKO BLANCHE」です。この二つの醤油は、和歌山県湯浅町にある老舗醸造元『丸新本家』が、フランスのサンテミリオンに位置するシャトー・クーテットのオーナー、アドリアン・ダヴィド・ボーリュー氏との共同作業によって誕生しました。
醤油の新たな挑戦
丸新本家は1881年に創業し、伝統的な醸造技術を用いながら、今回のプロジェクトに取り組みました。「SHINKO NOIRE」は290本限定で販売され、フランス産のオーガニック大豆、小麦、イル・ド・レの塩を使用し、ワイン樽で12ヶ月間じっくりと熟成させたものです。その色は深みのある黒で、口に含むと優しい甘みが広がり、驚くほど軽やかな後味を楽しむことができます。
一方「SHINKO BLANCHE」は95本の限定販売で、同じくオーガニックの原材料を使いながら、小麦を多く配合しています。こちらはワイン用のステンレスタンクで丁寧に熟成され、淡い色合いと共に繊細な甘みと香ばしい香りを持っています。
フランスでの醤油造りの革新
フランスにおいて、醤油製造はワイン作りと同様の技術で行われており、これが日本の醤油とは異なる独特な風味を生み出しています。アドリアン氏は「醤油は日本の伝統的なものだが、私たちがフランスで行うことで、新しい可能性が広がる」と語ります。これにより、フランスならではの食文化と調和した独特の味わいが実現されているのです。
醤油の容器デザイン
商品の容器にも特別なこだわりがあります。木製のボックスに入れられるこの醤油は、インテリアとしても美しいデザインが施されています。瓶の内部には樹脂製の注ぎ口があり、少量ずつ醤油を注げる便利さを持ち合わせています。キャップ部分も外側が木製で、高級感を演出しながらも実用的です。
こだわりの各製品の概要
- 原材料:フランス産オーガニック大豆、オーガニック小麦、イル・ド・レの塩
- 内容量:200ml
- 発売日:2025年10月1日(水)
- 販売価格:12,960円(税込)
- 販売場所:湯浅醤油 九曜蔵、丸新本家各店
- 公式通販サイト:
SHINKO NOIRE
- 原材料:フランス産オーガニック小麦、オーガニック大豆、イル・ド・レの塩
- 内容量:200ml
- 発売日:2025年10月1日(水)
- 販売価格:12,960円(税込)
- 販売場所:湯浅醤油 九曜蔵、丸新本家各店
- 公式通販サイト:
SHINKO BLANCHE
まとめ
フランスと日本の醤油造りの新しい可能性を感じさせる「SHINKO NOIRE」と「SHINKO BLANCHE」。食文化の融合を体現したこの醤油をぜひご体験ください。きっと、新しい料理の楽しみ方が広がることでしょう。