大阪・関西万博に特別記念局「８Ｋ３ＥＸＰＯ」が開局！

一般社団法人日本アマチュア無線連盟（JARL）は、2025年に開催される「大阪・関西万博」において特別記念局「８Ｋ３ＥＸＰＯ」を設立し、運営に参加します。この取り組みは、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとした万博を盛り上げる一環として、アマチュア無線を用いた情報発信と国際交流の促進を目的としています。

特別記念局の概要

「８Ｋ３ＥＸＰＯ」は、アマチュア無線のコミュニティを通じて、万博の情報を国内外に向けて発信する役割を果たします。これにより、大阪・関西万博の盛り上がりを助けることが期待されています。

運用期間と場所

この特別記念局は2025年4月13日（日）から10月13日（月）までの184日間、万博全会期中に運用されます。設置場所は大阪府大阪市此花区の埋立地で、万博会場のスタッフ用駐車場近くです。

コールサインと技術的詳細

「８Ｋ３ＥＸＰＯ」というコールサインは、アマチュア無線史上初めて「８Ｋ」の文字が含まれており、「Ｋ」は「関西」や「近畿」を想起させます。また、運用する周波数帯域は1.8MHzから10GHzまで。最大出力1kWを予定しており、高性能なアンテナタワーを使用して運用されます。

参加方法と体験運用

万博会期中、特別記念局の運用ブースには、関西地方本部及び関西各府県のボランティアスタッフが常駐します。無線従事者免許をお持ちの方は特別記念局を運用でき、免許がない方でもボランティアの立会いのもとで「体験運用」を行うことができます。この機会にアマチュア無線の楽しさを体験してみてはいかがでしょうか。
ただし、万博会場内にはアマチュア無線機器の持ち込みが禁止されているため、入口での注意が必要です。

開局式の様子

「大阪・関西万博」のオープニングとなる4月13日（日）には、午前10時から開局式が開催され、JARL会長が第一声を発しました。この際、日本各地や世界との交信が行われ、アマチュア無線の魅力を広める貴重な瞬間となることでしょう。

まとめ

アマチュア無線は、技術実験や国際交流、さらには災害時の緊急通信など、様々な場面での役割を果たしています。この万博を通じて、より多くの人々にアマチュア無線の魅力と楽しさが伝わることを期待しています。

最新情報については、JARLの特設サイトや公式Facebookページにて随時更新されます。アマチュア無線が繋げる世界を、この機会にぜひ感じてみてください。