福井県の北陸自動車道にある南条サービスエリア(SA)で、福井県立奥越明成高等学校と共同開発した新メニューが販売されることが決定しました。このコラボレーションによって、地元の特産品や食材を活かした料理が並ぶことで、ドライバーや観光客に地元の魅力が伝わることを期待されています。
この共同プロジェクトは、中日本エクシス株式会社福井・近江支店が主導し、三谷商事株式会社、ロイヤルコントラクトサービス株式会社と協力して進められました。2024年11月1日から12月31日までの約2か月間、南条SA(上下)での販売が予定されています。
特に注目されるのは、奥越明成高校の生活福祉課生活コースに通う生徒たちが提案した190種類のレシピを活かしたメニューです。その中から選ばれた5つのレシピが、南条SAの料理人によってアレンジされ、より魅力的な料理として完成されました。
入っ最初に紹介するのは、奥越明成御膳です。価格は2,000円(税込)で、1日限定10食の提供となるこの御膳は、地元産の食材をふんだんに使用。ほうじ茶の風味が香る炊き込みご飯、おろしそば、ブリやサーモンなどの海鮮を楽しむことができます。
お品書きには、ほうじ茶の炊き込みご飯(鮭を添えて)、ブリの唐揚げ(手作り柚子胡椒を添えて)、タコ・イカの葱塩レモンジンジャーソース和え、季節の天ぷら、そしておろしそばが並んでいます。地元の食材を生かしたメニューは、観光客にとっても地元の味を存分に楽しむことができるとあって、多くの期待を寄せられています。
続いて、すき焼き風焼きうどん定食の登場です。このメニューは、学生のアイデアによって生まれたもので、肉厚な九頭竜まいたけと福井名物の油揚げを利用したすき焼き風の焼きうどんが楽しめます。価格は1,280円(税込)。焼き鯖の混ぜご飯も一緒に提供されるので、福井の特産品を通じて学生たちの創意工夫が浮かび上がる仕上がりになっています。
このメニューは、それぞれの販売場所である南条SA(上り)と南条SA(下り)で独自の料理を楽しむことができるので、ぜひ両方のメニューを試してみてください。
このコラボレーションを通して、福井の素晴らしい食文化をさらに広めていく機会となることが期待されます。お近くを通る際は、ぜひ南条SAに立ち寄り、奥越明成高校の生徒たちのアイデアが詰まったメニューをお試しください。そして、福井の美味しさをぜひ堪能してみてください。