2024年夏アニメ主題歌カラオケランキングTOP50 が発表
株式会社第一興商は、通信カラオケDAMにて2024年夏クールに放送されたアニメの主題歌に関するカラオケランキングを発表しました。このランキングは2024年9月1日から9月30日までの期間中に集計されたもので、音楽評論家の冨田明宏氏がランキングを分析しています。
1位は優里「カーテンコール」
注目すべき点は、「僕のヒーローアカデミア 第7期(2クール目)」のオープニングテーマである優里の「カーテンコール」が堂々の1位に輝いたことです。この楽曲はファンの間でも高い支持を受けており、特にアニメのストーリーに合わせた情感豊かなメロディが評価されています。
2位には、中島健人とキタニタツヤのコラボで話題となった「ファタール」が位置し、これは人気シリーズ「【推しの子】」のオープニングテーマとして有名です。これらの楽曲がトップにランクインしたことで、『僕のヒーローアカデミア』が持つ強力なブランド力を再確認させられます。
新たなヒットの兆し
ランキングの中で興味深いのは、「しかのこのこのここしたんたん」のオープニングテーマである「シカ色デイズ」です。この楽曲はTikTokやYouTubeで注目を集め、「踊ってみた」動画の流行を生み出しました。人気アーティストに混ざってキャラソンがひときわ輝いており、2024年を象徴する1曲とも言えるでしょう。
6位の「鎌倉STYLE」
また、6位には『逃げ上手の若君』のエンディングテーマである「鎌倉STYLE」がランクイン。この楽曲を作り上げたのは、インディーズで多くのファンを持つ“ぼっちぼろまる”。彼の独特なビジュアルと音楽スタイルは一見イロモノに見えがちですが、その実力は本物で、「鎌倉STYLE」はミクスチャー・ロックと和風の要素を融合させた耳に残るメロディが魅力です。
新世代アーティストの躍進
さらに、YOASOBIや羊文学といった新世代のアーティストがアニメの主題歌を通じて注目を浴びています。彼らの特色あるスタイルがアニソンに新しい風を吹き込んでおり、次の世代のアーティストがアニメ音楽のシーンで確固たる地位を築いている様子が伺えます。
今回のランキングから見えること
以上のようなランキング結果は、アニメ主題歌がどのように進化し続けているのかを示すものであり、アニソンが求められる要素についてのヒントを提供しています。冨田明宏氏の分析により、これらの楽曲がどういった背景や心情を反映しているのか、今後のトレンドを見逃せません。
ラジオ番組「ANISON INSTITUTE 神ラボ!」の放送予定
なお、冨田明宏氏がパーソナリティを務めるラジオ番組「ANISON INSTITUTE 神ラボ!」では、2024年10月20日にこの夏アニメ主題歌特集が放送される予定です。アニソンファンにとっては見逃せない内容となること間違いなしです。期待が高まります。
DAMアニメ部の取り組み
近年のアニメ人気に伴い、DAMアニメ部はアニメファンのニーズに応えるべく楽曲ラインアップを強化し、より多くのアニメ関連コンテンツを提供しています。アニカラに最適な環境を整えることで、ファンとのつながりを深めていく取り組みが進められています。