2025年2月3日、世界中の音楽ファンが注目する「第67回グラミー賞授賞式(R)」がロサンゼルスで開催されます。この授賞式は、音楽業界にとって最も権威のある賞の一つであり、数多くのアーティストがその栄冠を目指しています。
今回のノミネーションでは、ビヨンセが最多の11部門にノミネートされており、特に「年間最優秀レコード」「年間最優秀アルバム」「年間最優秀楽曲」の主要三部門に名を連ねています。続いて、チャーリーxcx、ビリー・アイリッシュ、ケンドリック・ラマー、ポスト・マローンが7部門で、その後、サブリナ・カーペンター、チャペル・ローン、テイラー・スウィフトが6部門でノミネートされています。これは、現代音楽の多様性を象徴する結果とも言えるでしょう。
特に注目されるのは、ビヨンセが初めてノミネートされたカントリー部門での受賞可能性です。また、ビートルズ最後の新曲「Now And Then」のノミネーションも、多くのファンの期待を集めています。
一方、日本人アーティストに目を向けると、昨年亡くなった坂本龍一が制作した長編コンサート映画『Opus』の音源作品が「最優秀ニューエイジ/アンビエント/チャント・アルバム」にノミネートされました。もし受賞となれば、1989年第31回グラミー賞で受賞した『ラストエンペラー』のサウンドトラック以来、35年ぶりとなります。
さらに、宅見将典が2年前にグラミー賞を受賞しており、現在の音楽シーンで活躍するニューヨーク在住のソプラノ歌手・袴塚愛音が「最優秀クラシック合唱」にノミネートされているなど、艶やかな日本の音楽シーンも光を浴びています。
加えて、真田広之がプロデュースしたドラマ『SHOGUN 将軍』のサウンドトラックが「最優秀映像作品スコア・サウンドトラック」にノミネートされており、日本のエンターテインメントが国際的な舞台で評価される素晴らしい機会と言えるでしょう。
授賞式は、2025年2月3日午前にWOWOWにて独占生中継されます。さらには、同日夜に字幕版も放送される予定です。音楽の未来を形作るアーティストたちの激闘を見逃さないでください。
公式サイトやSNSを通じて最新情報もチェックし、アーティストたちの行方に注目しましょう。音楽ファンにとって、このグラミー賞は間違いなく注目のイベントです。