台北デザイナー展
2025-10-28 16:20:55

台北の現代デザインを楽しむ「C-GRAPHIC/TAIPEI」展開催情報

台北の未来を感じるグラフィックデザイン展「C-GRAPHIC/TAIPEI」


公益財団法人DNP文化振興財団が主催する「C-GRAPHIC/TAIPEI」が、京都dddギャラリーで開催されることが決まりました。この展覧会は、台北に焦点を当て、その地域で活動する10組の現代グラフィックデザイナーの作品を展示することで、彼らの声や独自の視点を視覚的に表現します。

展示会の概要


「C-GRAPHIC/TAIPEI」は、2025年11月6日から2026年1月12日までの期間にわたり開催されます。この展示会では火曜から金曜の11時から19時、土日祝は11時から18時まで開館しています。
場所は、京都府京都市下京区の烏丸通四条下ル水銀屋町620、COCON烏丸3Fにある京都dddギャラリーです。入館は無料で、月曜日(特定日を除く)に休館しますのでご注意ください。

展覧会のオープニングパーティーは、2025年11月8日に開催され、入場は自由です。この機会にぜひご参加ください。

展覧会の背景


本展は、漢字文化圏で活動するグラフィックデザイナーの実像を浮き彫りにすることを目的としています。近年、国際的なデザインコンペティションで中華圏のデザイナーの名前が多く見かけられるようになりましたが、彼らの文化的背景や思想は、まだあまり知られていません。
『C-GRAPHIC INDEX』は、そんな現状を打破し、漢字文化圏のデザインを可視化する取り組みです。「C-GRAPHIC」の“C”は、Chineseの初めの音を指し、その意味を強調しています。

本展では、1980〜90年代に生まれたミレニアル世代とZ世代のデザイナーたちの作品を通じて、彼らがどのように生活し、学び、影響を受け、デザインを生み出しているのかを深く探ります。

参加デザイナーの紹介


本展には、以下の10組のデザイナーが参加しています
  • - adj.everything: 蔡東宏(ツァイ・トンホン)、許琇鈞(シュウ・シュウチュン)
  • - ddd.pizza: 張溥輝(チャン・プーフイ)
  • - Echo Yang: 楊維綸(エコー・ヤン)
  • - Elf-19: 洪彰聯(ホン・チャンリェン)
  • - HOUTH: 何婉君(ホ・ワンチュン)、黃紀滕(ホアン・ジータン)
  • - O.OO™: 盧奕樺(ルー・イファ)、劉昱賢(リウ・ユーシェン)
  • - ONE.1O Society: 牛子齊(デジレー・ニュー)
  • - Oval graphic: 葉忠宜(イエ・ツォンイー)
  • - Sydney Sie: 謝昕妮(シドニー・シェ)
  • - Yang Qiao Ran: 楊喬然(ヤン・チャオラン)

これらのデザイナーたちは、それぞれ異なる視点およびスタイルでありながら、共通して台北という都市に根ざしたデザインを展開しています。

キュレーターの紹介


本展のキュレーターである後藤哲也氏は、近畿大学で教授を務めるデザイナーで、東アジアの現代グラフィックデザインを研究しています。毛灼然氏、AGI会員である彼は、台北在住のデザイナーであり多くの国際展を手がけてきました。彼らの独自の視点が、今回の展覧会にどう反映されるかに注目です。

「C-GRAPHIC/TAIPEI」は、台北のデザインシーンを感じる絶好の機会です。ぜひ足を運び、台北の現代デザインの声を体感してください。


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会社情報

会社名
大日本印刷株式会社
住所
東京都新宿区市谷加賀町1‐1‐1
電話番号

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