市川團子が挑む!春秋座アーカイブ配信
京都芸術劇場春秋座において、舞台芸術の新たな試みが始まります。伝統的な歌舞伎の魅力を余すところなく体験できるアーカイブ配信が行われることが発表されました。ここでは、特に注目すべき公演内容や関連情報をお届けします。
アーカイブ配信の概要
市川團子が挑戦する『新翔 春秋会』の公演の記録映像が、アーカイブとして配信されます。販売期間は2024年9月17日から10月24日、そして配信期間は2024年10月18日から10月24日まで。視聴の料金は3,000円(税込)で、イープラスを通じての購入となります。こちらは要手数料となりますので、予めご了承下さい。購入方法は次のURLからアクセスできます。
購入ページ
主催団体は京都芸術大学の舞台芸術研究センターで、松竹株式会社の協力も得ています。さらに、公演期間中には公演パンフレットがオンラインで販売される予定で、詳細は10月に発表される予定です。
配信内容の魅力
アーカイブ配信には、以下の演目が含まれます:
- - 義経千本桜一:静御前と忠信の道行を描いた名作で、狐の設定が施されています。
- - 春興鏡獅子:歌舞伎の名作で、江戸城の大奥にて初春吉例のお鏡曳きが行われる様子が描かれています。
特筆すべきは、配信限定の特別映像が用意されている点です。この映像では市川團子と藤間勘十郎のコメントや、稽古風景、扮装写真撮影の様子を見ることができます。これにより、作品の背景や制作過程をより深く理解できることでしょう。
出演者のプロフィール
市川團子
市川團子は平成16年に生まれ、歌舞伎界の名家に育ちます。初舞台を踏んだのは新橋演舞場での『ヤマトタケル』のワカタケル役で、以来様々な舞台で活躍しています。特に、市川團子が挑む春興鏡獅子は彼にとって初役となり、一層注目が集まっています。
藤間勘十郎
一方で、特別出演の藤間勘十郎は、長年にわたり歌舞伎界で振付や演出を手掛けてきた著名な存在です。2023年11月から京都芸術劇場春秋座の芸術監督に就任し、その熱意や考えを次の世代に伝える意欲も示しています。
春秋座について
京都芸術劇場春秋座は2001年に設立された、国内初の大学運営による本格的な劇場です。伝統演劇から現代劇まで幅広いジャンルを網羅し、舞台芸術の発信地としての役割を果たしています。春秋座は、今後も多様なアートの場として進化を続けることが期待されます。
まとめ
このアーカイブ配信を通じて、市川團子の挑戦や歌舞伎の新たな魅力に触れてみてはいかがでしょうか。自宅で気軽に、伝統芸能の世界を楽しむ貴重な機会をお見逃しなく!
劇場に関する更なる情報は、以下のリンクをご参照ください。