フォーシーズ株式会社、新体制への移行を発表し持続的成長を目指す

フォーシーズ株式会社、新経営体制への移行を発表

沖縄県沖縄市に本社を構えるフォーシーズ株式会社が、経営体制の新たな一歩を踏み出しました。代表取締役の豊里健一郎氏が発表したこの変更は、強固な経営基盤を築くことを目指した重要な動きです。新たに平安座朝弥氏、西田拓郎氏が取締役として、また前島修氏が監査役として加わることで、より透明性が高く、機動力のある経営を実現していく計画です。

新経営体制発足の背景

豊里氏は、今年度は津梁ファンドのスタートや膨大な規模でのイベント「KOZAROCKS」などがあることから、企業の持続的成長には経営基盤の強化が必要であると痛感していました。この新体制は、そのニーズに応えるために策定されました。今後、ガバナンスを一層強化し、社員の挑戦を促進する環境作りを進めることで、フォーシーズは沖縄と世界をつなぐ「万国津梁」としての役割を果たすことを目指します。

新任役員について

取締役平安座朝弥氏

平安座氏は沖縄市出身で、琉球大学を卒業後、野村證券で14年間の経験を積んできました。主に経営者と富裕層を対象としたコンサルティング業務を手掛け、2020年に独立。株式会社HENZAを設立し、デジタルマーケティング、ブランディング、ファイナンス支援に従事しています。「無形資産のオープンイノベーション」を掲げ、県内外の企業を支援し続ける人物です。

取締役西田拓郎氏

東京出身の西田氏はエンジニアとしてのキャリアをスタート。四年間のスタートアップ企業での勤務を経て沖縄に移住し、COOとして経営に携わっています。スタートアップ支援プラットフォーム「KSAスタジオ」を創設し、自身の経験を活かした補助金活用やビジネスマッチングの支援に取り組んでいます。

監査役前島修氏

群馬県高崎市出身の前島氏は公認会計士として、国税専門官としてのキャリアを築いてきました。財務省での経験を経て、沖縄に移住し琉球大学本部や沖縄総合事務局での業務に従事してきました。2024年に沖縄市にて独立を果たし、中小企業への税務・財務支援を提供する予定です。

フォーシーズ株式会社のビジョン

フォーシーズ株式会社は、日本とアジアの成長を牽引する新たな産業を常に生み出すことを目指しています。沖縄発の独立系ベンチャーキャピタルファンド「津梁ファンド」や、イノベーション創出拠点「Koza Startup Arcade」、さらに県内最大級のスタートアップカンファレンス「KOZAROCKS」の運営を行っています。フォーシーズは地域社会と協力しながら、次世代の起業家を後押しし、日本とアジアにおける架け橋となることを目指します。