株式会社Party、WAmazingと共創で観光プラットフォームを強化

観光と地域経済の新しい形

株式会社Partyが訪日外国人向け観光プラットフォームを提供するWAmazing株式会社へ出資し、共創をスタートしました。この取り組みは、地域観光や文化資源、国際交流を活性化することで、今後の新しい経済圏の創出を目指しています。

取り組みの概要

この出資は「同志ファンド」と呼ばれるプロジェクトの一環として行われています。同志ファンドの理念は「障壁を抱える熱心な原石を支援する」こと。これに基づき、地域の観光や文化を大切にしながら、国際交流の触媒となることが期待されています。

WAmazingは、宿泊や交通、アクティビティを一箇所で手配できる観光DXプラットフォームを展開しており、多様な観光体験を通じて日本各地の魅力を発信しています。このようなプラットフォームを操作することで、訪日外国人が日本を存分に楽しめる環境を整えることを目指しています。

両社の目的と方向性

Partyは、共創拠点「coen」を通じて地方自治体や企業との連携を強化し、地域の資源を生かすプロジェクトに取り組んでいます。WAmazingとの共創では、次のような分野で協業を進める方針です：

- 地方自治体との連携による観光プロジェクトの促進
- 伝統や文化資源の発掘を通じた観光コンテンツの開発
- 海外からの旅行者との接続を通じた国際交流の創造
- 行政受託案件の共同提案および推進体制の構築
- coenを基盤とした地域観光イベントの開催

これらを通じて、地域、観光、共創という新たな経済の形を構築していくとしています。

地域の声を届ける共創

株式会社Partyの代表取締役、葉倉歩氏は「地域や企業、行政、個人の協力によって、新たな価値を共創する文化を育むことが重要です」と語ります。彼の信念は、観光を通じて地域の文化や風景、人々の思いを世界に伝えることを中心に据えています。これにより、訪日観光の促進だけでなく、地域の魅力を再発見し、国際的なつながりが生まれると考えています。

一方で、WAmazing株式会社の加藤史子氏は「私たちのビジョンは、日本中を楽しみ尽くす驚きのある人生を提供することです」と述べています。彼女は、Partyとの提携が地域と外国人旅行者との相互理解を深める重要な一歩であることを強調しました。