新工場でPPバンドを削減!
2024-09-18 12:46:53

新潟に新工場設立、持続可能なPPバンドのCO2排出量を大幅削減

近年、持続可能な素材の必要性が高まっている中、ウッドプラスチックテクノロジーが手掛ける取り組みは注目を集めています。特に「グリーンライトバンド」は、その環境へ配慮した特性から、多くの製造業者に支持されています。

このPPバンドは、使用済みのポリプロピレンバンドを回収し、再生可能な原料へと変えることから成り立っています。これにより、リサイクル素材を新たな製品として提供することが可能になり、その結果、2016年にはエコマークアワードのプロダクト・オブ・ザ・イヤー賞を受賞しました。特に、ポストコンシューマー材(消費者からの廃棄物)を25%以上使用したことで、エコマーク取得の特定調達品目にも該当し、高い環境基準をクリアしています。

新工場設立の背景


長らく九州のみでの生産が行われていたグリーンライトバンドですが、全国への供給を目指し、2023年に新潟県柏崎市に新たな製造拠点を設立しました。これにより、原料工場と製品工場の二拠点体制を実現し、物流経路の最適化を図りました。

この新工場の設立は、いわゆる「2024年問題」にも対応しており、長距離の物流に制約がかかる中で、安定した生産体制を構築するものです。新工場の稼働により、東京を起点とした場合のPPバンド1kgあたりのCO2排出量は、1.47kgから1.32kgへと17%の削減に成功しました。これは、持続可能な社会への大きな一歩といえるでしょう。

今後の展望


ウッドプラスチックテクノロジーは、PPバンドのリサイクルに加えて、再生可能エネルギーの利用を積極的に進めています。持続可能な製品の普及を通じて、企業のSCOPE3(二酸化炭素排出量の管理指標)への取り組みを強化する意向を示しています。

これらの活動は、環境に優しい製品を求める消費者にも支持されており、PPバンドのリサイクルをさらに推進していくことで、循環型社会の実現を目指しています。個々の企業が環境問題にどう向き合うかが問われる今、ウッドプラスチックテクノロジーのような先進的な取り組みは、多くの関心を集めています。

土地に根差した生産。効率的な物流。持続可能な素材。これらは、今後ますます重要なテーマになるでしょう。循環型経済の実現に向け、ウッドプラスチックテクノロジーは改革を続け、それに伴い、グリーンライトバンドのさらなる普及に努めていく所存です。

株式会社ウッドプラスチックテクノロジーの公式情報を通じて、今後の動向にも注目です。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
株式会社ウッドプラスチックテクノロジー
住所
東京都文京区本郷3-32-7東京ビル6階
電話番号
03-5844-3366

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。