新たなオンラインショッピングの革命、SAZOが登場
越境EC市場が拡大を続ける中、名古屋市に本社を構える株式会社SAZOが、7億1000万円という大規模な資金調達を実施したことが報じられています。この資金調達は、世界を繋ぐ新たなプラットフォームの開発を加速するためのものです。SAZOは、技術を活用して国境を越えた買い物の便利さを提供しようとしています。
Sazoのミッション
SAZOのミッションは「技術で国境を越える」ことです。このビジョンのもと、越境ECの領域で革新的なソリューションを提供することを目指しています。これまで、多くの消費者が海外の商品を購入する際に直面していた手間を解消し、簡単にショッピングができる環境を整えています。
資金調達の背景
今回のプレシリーズAラウンドで調達した資金は、主に以下の項目に充てられる予定です。
1.
AI技術の高度化
越境ECでの情報探索、決済、物流、関税処理といった国際取引の障壁を自動化する技術の研究開発。
2.
グローバル物流ネットワークの拡充
国内外の物流拠点を強化し、よりスムーズな配送を実現。
3.
マーケティング活動の強化
ブランド認知度を高め、新たな顧客基盤を獲得するための施策の実施。
4.
BtoBソリューションの開発
通関業務のデジタル化や効率化への取り組み。
5.
組織体制の強化
エンジニア、マーケティング、コーポレート部門での人材採用・育成を進めます。
具体的なサービスの内容
SAZOでは、ユーザーが欲しい商品のURLを入力するだけで、AIがその商品に関する情報を解析します。
商品の価格、配送料、関税などの情報を一元的に表示し、簡単に購入を完了できる仕組みを提供しています。また、トレンド商品を見つけるための検索機能も充実しており、ユーザーは気になる商品を容易に発見することができます。
成長の証
2024年5月にサービスがリリースされて以来、SAZOは急速に成長しています。ユーザーからのニーズに応えつつ、サービスの取扱高は毎四半期179%もの成長を遂げています。また、韓国在住のユーザーにも日本の商品を提供するサービスを準備しており、さらなる市場拡大が予想されます。
投資家からの期待
今回の資金調達に参加した日本郵政キャピタルや鈴与株式会社の代表者は、SAZOの取り組みへ強い期待を寄せており、技術の進化によって越境ECの効率化が図られることでしょう。今後、アジアや北米市場への展開も視野に入れ、ますますの成長が期待されています。
まとめ
SAZOは独自の技術を駆使し、これからの越境ECをリードする可能性を秘めています。技術とサービスの拡充によって、国境を越えたオンラインショッピングがより一層身近なものとなることでしょう。その進化に期待が高まります。