オリジン東秀株式会社、佐野市に新たな生産拠点を開設
概要
オリジン東秀株式会社は、弁当や惣菜を提供する専門店「キッチンオリジン」や「オリジン弁当」を展開している企業で、東京都調布市に本社を置いています。このたび、同社は栃木県佐野市に新たな生産拠点である「オリジン東秀佐野工場」を開設することを発表しました。
新工場の目的
新しい工場は2025年5月に生産を開始予定で、2つの大きな目的があります。一つ目は、生産能力の増強を図ること、二つ目は、SDGsの考え方からサステナブルな資源循環型の製造拠点として成長に向けた体制を整えることです。これにより、地域に密着した安定供給が期待されています。
施設の詳細
新工場は、栃木県佐野市大橋町3201-1に位置し、敷地面積は約1,800坪、延べ床面積は1,700坪という大規模なものです。建物は3階建てで、生鮮野菜のカット加工品を主に生産します。
新しい生産設備の特徴
佐野工場では、新たに導入される設備により高品質のカット野菜を製造します。この製造プロセスでは、清潔な水と安全な殺菌が鍵となります。特に、野菜洗浄水には炭酸次亜水生成システムを採用し、柔軟な生産環境を整えています。このシステムにより、常に一定量の殺菌水を供給し、鮮度を保ちながら加工を行います。
環境への貢献
工場内ではLED照明を全面的に導入し、電力の消費を抑制。これにより、CO2排出を軽減する取り組みも行っています。また、生産過程で発生する野菜残渣については、発酵分解装置を導入し堆肥化することで、地域の渋滞経済や食品循環型社会にも貢献しています。
パートアルバイト募集について
工場の稼働に向けて、2024年11月よりパートアルバイトの採用活動も予定されています。イオンモール佐野新都市内にて「早期お仕事説明会」を開催し、面接も行われる予定です。この募集により、地域の雇用創出も期待されています。
その他のサービス
オリジン東秀では、弁当や惣菜だけでなく、中華料理を提供する「れんげ食堂Toshu」や「中華東秀」も運営しています。家庭的な味を大切にし、毎日食べても飽きが来ないメニューの開発に力を入れています。また、顧客がリラックスできるような空間作りも心がけており、幅広い世代の利用を促進しています。
創業の思いと今後の展望
創業者は、「毎日食べても飽きないものを作ろう」との理念を掲げており、地域に密着したサービスを提供することを目指しています。これからも、オリジン東秀はお客様に充実した食生活を提供し続けることでしょう。新工場の開設を通じて、さらなる成長と発展に向けた取り組みが期待されます。
オリジン東秀株式会社は1966年に設立され、東京都調布市に本社を構える。公式サイトでは最新情報や商品の詳細が提供されています。