東京に本社を置くコリアーズ・インターナショナル・ジャパン株式会社(以下、コリアーズ・ジャパン)は、最近、外資系企業として初めて東京不動産業健康保険組合において「健康優良企業 銀の認定」を受けました。この認定は、企業が健康づくりに積極的に取り組むことを宣言し、その成果が評価された結果ともいえます。
健康企業宣言とその意義
コリアーズ・ジャパンは昨年、健康企業宣言を行い、従業員の健康促進に向けた具体的な施策を実施してきました。この宣言は、職場における健康環境の整備を重視し、従業員全体が健康であることを志向する取り組みです。健康優良企業の認定は、企業がこの領域で一定の成果を挙げていることを証明する制度で、「銀の認定」はその一環です。
ここで重要なのは、この認定が単なる称号ではなく、企業文化と従業員への責任を体現するものであるという点です。コリアーズ・ジャパンにおいても、従業員が心身ともに健康で、高いパフォーマンスを発揮することが期待されています。このような健康的な職場環境を提供することで、クライアントや地域社会の模範となるよう努めています。
具体的な取り組み内容
コリアーズ・ジャパンでは、以下のような施策を講じることで健康づくりを推進しています。
1.
健康診断の100%実施:全従業員が健康診断を受診することを義務化。
2.
要再検査の従業員への勧奨:健康診断で要再検査となった社員には積極的に受診を促進。
3.
健康測定機器の設置:職場に健康測定機器を常備し、従業員が日々健康状態を把握できる環境を整備。
4.
職場環境の整備:健康づくりに配慮した職場インフラを推進。
5.
健康情報の発信:「食」「運動」「禁煙」に関する情報を積極的に提供し、従業員の意識を高める。
6.
メンタルヘルス対策:外部専門機関と連携し、メンタルヘルスの重要性を認識し、対応策を導入。
これらの具体的な取り組みは、全体として従業員の健康維持に寄与しているとともに、職場における活力を生む基盤となっています。
コリアーズ・ジャパンの企業概要
コリアーズ・ジャパンは、世界68か国で事業を展開するコリアーズの一部門として、東京と大阪を中心に活動しています。企業の理念は「顧客企業の不動産価値を最大化すること」であり、様々な専門的なアドバイザリーサービスを提供しています。特に、オフィスやインダストリアル リーシング、プロジェクトマネジメントを通じて、顧客のニーズに応える姿勢が強調されています。従業員は100人以上であり、各分野の専門家が揃っています。
コリアーズはまた、過去29年間にわたり、年平均20%の投資収益率を株主に提供しており、収益は44億ドル、運用資産は960億ドルに上ります。
未来への展望
コリアーズ・ジャパンは今後も健康優良企業としての地位を守るため、さらなる健康促進活動を展開していくことを目論んでいます。従業員のウェルビーイングを中心とした取り組みを続け、企業の発展とともに、人々の健康的な生活を支える一助となることを目指しています。これにより、より多くの企業が健康づくりに取り組むきっかけとなることを願っています。