るんびにい美術館、初の体験シアタークロージングイベント開催

るんびにい美術館が送る「あなたのいのちが光なら。」イベント

2025年1月18日、岩手県花巻市に位置するるんびにい美術館で、初の体験シアター「あなたのいのちが光なら。」のクロージングイベントが開催されます。昨年9月に始まったこの特別なシアターは、1月20日に閉幕を迎え、その一貫として行われるこのイベントには、特別なゲストやワークショップが予定されています。

「あなたのいのちが光なら。」とは、生命の声を視覚化することを目的とした体験型のプロジェクトで、参加者は自身の生命の光を感じることができる新たな視覚体験を提供しています。すべての違いが消え、生命そのものの輝きを目撃することで、参加者は何を思うのでしょうか。

クロージングイベントの詳細

このクロージングイベントは、2部構成で行われます。

第一部: いのちのワークショップ

14時から始まる第一部では、ARuの代表である松島宏佑氏とワークショップデザイナーの山本ゆかり氏による特別ワークショップがあります。ここでは、すでにシアターを体験した方も初めての方も、共に生命の体験を深めつつ、その感じたことを共有し、互いの思いを深める時間を持ちます。定員は20名で、参加は無料ですが、事前の申し込みが必要です。

第二部: 齊藤陽道とのトーク

16時30分からの第二部では、国内外で活躍する写真家の齋藤陽道氏がスペシャルゲストとして登場します。齋藤氏は、生命の光の瞬間を捉えることをライフワークとし、多くの著作や展覧会で実績を上げています。ARuの松島氏と、美術館ディレクターの板垣崇志氏と共に、「生命の声」というテーマを掘り下げていきます。このセッションは40名の定員で、こちらも無料で参加できますが、事前申し込みが必要です。

るんびにい美術館の魅力

るんびにい美術館は、独特の視点でアートを扱う美術館です。作品をしっかりと鑑賞した後には、アーティストの制作現場を訪れることもでき、直接コミュニケーションをとることで、その創造の背景を知ることができます。障害者や精神的な障害を持つアーティストたちの作品を多く展示しており、アウトサイダーアートやアール・ブリュットといった新たな表現を新しい視点で捉えています。特に、「すべてのボーダーを心から消し去る」というコンセプトのもと、参加者は一体感を感じることができるでしょう。

このクロージングイベントを通じて、るんびにい美術館がどのように生命をテーマにしたアート表現を探求しているのか、ぜひ体験してみてください。美術館の詳しい所在地や今後のイベントについては公式サイトをご覧ください。