薬局DX「enpas」の成長と未来
株式会社デジクルが提供する調剤薬局向けのDXソリューション「enpas(エンパス)」が、健康サポート情報を受け取った患者数が累計1,000万人を突破した。このニュースは、薬局のデジタルトランスフォーメーションが実現した成果の一つであり、今後もさらなる成長が期待されている。
健康サポート情報とは?
「enpas」は、患者一人ひとりに応じた疾患や服用状況に基づく健康サポート情報を提供している。具体的には、副作用の解説や健康維持のためのアドバイスなどが含まれ、患者が安心して治療を続けられるような情報提供を目指している。この取り組みは、2026年の調剤報酬改定を見越したものでもある。
2026年度調剤報酬改定の影響
2026年度の調剤報酬改定では、薬局が提供するサービスの質や実績が重視されるようになるため、対人業務の評価が厳しくなりつつある。これに対応するため、「enpas」は薬剤師の事務作業を大幅に削減すると同時に、病院への情報提供数が約5倍に増加した実績がある。これにより、薬局は質の高い介入を通じて、経営の安定化を図ることが可能になる。
「enpas」の具体的効果
「enpas」がどのように薬局経営を支援し、対人業務の評価を向上させているのか、その理由は以下に挙げる。
1. 標準化と効率化
「enpas」は、薬剤師が行う対人業務をシステム化することで、手作業で行っていた業務を標準化し、効率化している。これにより、患者数に対する情報提供が迅速になり、医療機関への情報提供数も飛躍的に増加する。同時に、費用対効果も向上するため、経営基盤の強化が期待できる。
2. 業務時間の削減
「enpas」を導入することで、資料準備にかかる時間は1件あたり約10分削減される。例えば、月に100件の処方箋を受ける薬局の場合、月間で約16時間の業務時間を削減できる。この時間は、対人業務に充てることができ、人的資源の最適化を図ることができる。
3. 服薬継続率の向上
患者一人ひとりの状況に応じたフォローアップを行うことで、服薬継続率が向上し、再来局率も高まる。患者と薬局との良好なコミュニケーションは、地域医療において大きな差別化要因となる。
今後の展望
「enpas」は、これからも患者ニーズに応えながら、薬剤師が必要な情報を正しいタイミングで提供できるシステムを構築し続ける意向だ。デジタルの力で薬剤師の専門性を最大限に活かし、患者が安心して治療を受けられる社会の実現を目指している。
会社情報
「enpas」を提供する株式会社デジクルは、流通小売業向けのDX事業やヘルスケア分野に特化した事業を展開しており、社会の持続可能な成長に貢献することを目指している。リテールDXとヘルスケアDXを組み合わせることで、業界特有の課題をデジタル技術によって解決し、より良い未来を築いている。
たった数年で「enpas」が達成した1,000万人の患者サポートは、薬局DXの効果を強く示しており、今後もその進化に目が離せない。