LOGIQが新たな挑戦へ、インド法人設立
LOGIQ株式会社が、インド法人「LOGIQ India Corporation」を設立したことを発表しました。この新しい法人の初代社長には、経験豊富なAshok Das氏が就任すると同時に、LOGIQ全体の最高執行責任者(COO)にも昇格しました。彼は、創業者の切畠智人氏と共にOracle CorporationのLinux Global Business Unitで働いていた経歴を持つなど、IT業界での豊かな経験を有しています。
インド市場は最重要な成長エリア
LOGIQはインド市場を、日本に続く重要な地域と位置付けています。今後、切畠CEOが日本市場を担当し、Ashok Das COOがインド市場の事業拡大に注力する体制を整えました。両国での国際分業体制を確立し、香港法人に所属するバイリンガルエンジニアチームが技術支援を行うことで、サービスの質を向上させる方針です。
課題解決に取り組むロジック
LOGIQは、2024年の創業以来、Oracle Java®従業員ライセンス問題やVMware®サブスクリプション課金問題など、業界での重要な課題に取り組んできました。これにより複数のエンタープライズ企業から信頼を得て、短期間で顧客基盤を広げてきました。
グローバルな連携を目指す
2025年7月には、非営利国際団体「Unchained Stack Foundation(USF)」を設立し、公益性と商用性の両立を図るべく、5社との連携を進めています。これは、ベンダーロックインに依存しない中立的なIT基盤の普及を世界的に推進するものです。
未来への講演とビジョン
また、2025年10月23日に幕張メッセで開催される「Japan DX Week」では、切畠CEOがベンダーロックイン問題の最新情報や対応戦略を講演します。LOGIQは無借金・自己資本経営を基盤に、営業利益を成長投資に向けることで、独自のテクノロジー企業としての立場を確固たるものにしていく予定です。
LOGIQの基本情報
会社名:LOGIQ株式会社
資本金:3,000万円
設立:2024年6月17日
事業内容:エンタープライズソフトウェアの診断・移行ツール群の開発およびコンサルティング
代表取締役CEO:切畠智人
COO兼インド法人社長:Ashok Das
グローバル本社:沖縄県那覇市おもろまち1-1-25
国内営業拠点:那覇・名古屋
海外拠点:LOGIQ Holdings Limited(香港)、LOGIQ India Corporation(インド)
URL:
https://logiqlinux.com
LOGIQの取り組みは、新市場の開拓だけでなく、業界全体の成長にも寄与することを目指しています。その活動に今後も注目が集まります。