ルームクリップと大川家具、現代の収納課題に挑む新プロジェクト
ルームクリップ株式会社(東京都渋谷区)と、福岡・大川家具工業会が共同で、ライフスタイルにマッチした新しい収納家具を開発する「収納ののびしろ、のばそう。プロジェクト」を発足しました。これは、RoomClipユーザーの意見を反映させる形で進められるもので、2026年1月30日からは二子玉川で開催されるポップアップイベントや東京ビッグサイトでの東京インターナショナル・ギフト・ショーで具体的な成果が展示されます。
プロジェクトの背景
日本の家具産地として名高い福岡・大川は、長年にわたり家具業界を支えてきました。しかし、生活様式の変化により、特に大きな収納家具の需要が低下していることが、最近の調査から明らかになりました。これに対し、投稿型インテリアプラットフォームRoomClipでは、「収納」の重要性は変わっていないものの、今の生活に合う提案が不足しているという課題が浮上しました。これらの声を踏まえ、福岡・大川の職人たちが持つ技術を活かし、困りごとを解決する新しい家具を生み出すためのプロジェクトが立ち上がりました。
生活者の声を形にする4つのプロトタイプ
プロジェクトでは、RoomClipユーザーとの対話を通じて抽出した現代の4つの収納ニーズに基づいたプロトタイプが開発されています。
1.
専用スペース家具(一龍木工)
趣味を楽しむためのスペースを提供する収納家具で、リビングの一部を緩やかに仕切ることができます。デザインは両面に収納と飾り棚を持ち、一側にはデスクも装備。
2.
ストックしやすい収納ラック(ヨコタウッドワーク)
キャスター付きで使いやすい薄型収納ラック。見えない収納と目に見える収納を使い分ける工夫が施され、在庫が一目瞭然の設計です。
3.
学習スペース用家具(門田木工)
お子さんの成長に合わせて組み替え可能なシェルフ。整理整頓しやすい4サイズの棚を用意し、ナチュラルなデザインでどんなインテリアにもマッチ。
4.
癒しスペース家具(たかやま)
植物やお気に入りの物と共に過ごすためのベンチ。癒しの空間を提供します。
展示イベントの詳細
これらのプロトタイプは、以下の日程で展示され、来場者からの投票や意見がクラウドファンディングの参考にされます。
- - ポップアップイベント「THE OKAWA FACTORY」
- 日時:2026年1月30日(金)~2月8日(日)
- 場所:二子玉川ライズ スタジオ & ホール
- 内容:プロトタイプ展示など
- - 第101回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2026
- 日時:2026年2月4日(水)~2月6日(金)
- 場所:東京ビッグサイト
- 内容:プロトタイプ展示に加え、人気投票企画も実施。
大川家具の未来
福岡・大川家具工業会の向井副理事長は、「私たちは490年の歴史を持つが、これからの時代に応じた変化が必要である」と述べています。今までにない家具の可能性を示すこのプロジェクトに、多くの期待が寄せられていることでしょう。
最後に
このプロジェクトは、現代の生活者のニーズを正確に捉え、技術のある職人と共に新しい付加価値を創出する大きな一歩です。今後の進展に注目が集まります。