株式会社Lean on Meが関西経済同友会に入会
大阪府高槻市を拠点にする株式会社Lean on Meが、2025年4月1日に一般社団法人関西経済同友会に入会すると発表しました。このスタートアップ企業は、“障がい”を社会と融和させることを目指し、インクルTech(インクルージョンとテクノロジーの融合)を通じて社会課題に取り組んでいます。
インクルTechの重要性
インクルTechとは、SDGs(持続可能な開発目標)が注目される中、多様性と包摂を実現するためのテクノロジーを表す造語です。Lean on Meは、福祉の現場が直面する問題を起点に、最新の技術を駆使してこれらの課題に挑戦しています。
入会の背景
Lean on Meは、創業以来「障がいを社会に融和する」という明確なミッションを掲げてきました。社会課題を解決する過程で、関西経済同友会の存在に魅力を感じ、入会を決意しました。この組織は、業界や企業の枠を超えて様々な企業経営者が参加し、互いに交流しながら社会問題に向き合う姿勢が特徴です。
このような経営者同士の対話と行動を通じて、Lean on Meは地域社会との共創を図り、社会的インパクトを拡大していく考えです。
社会的インパクトの拡大
今後は関西経済同友会での活動を通じて、福祉の現場で得た“現場知”を経済界に還元し、誰もが尊厳を持って生きられる地域社会の実現に向けて行動していく予定です。
関西経済同友会の特徴
関西経済同友会は、戦後の混乱期に設立され、自由主義経済の理念を掲げて日本経済の発展と社会課題の解決を目指しています。会員は特定の企業や業界にとらわれず、広い視野を持って議論を行い、政策提言や社会発信を行うことが中心的活動です。
また、国際的な視点を重視しながら関西地域の活性化にも力を入れています。活動拠点を大阪に定め、国内外の経済人や政治家との交流、地域発のプロジェクトにも積極的に参加しています。
代表者インタビュー
Lean on Meの代表取締役、志村駿介氏は、関西経済同友会への入会に際して感激の意を表しています。「これからは業界を越えたつながりの中で、障がい福祉領域の知識を共有し、より多様性が尊重される社会の形成に貢献したいと考えています」との副社長からの言葉もあり、企業としての成長が期待されます。
採用情報とスペシャルラーニング
現在、Lean on Meでは新しい仲間を募集中です。障がい福祉に興味がある方や国際的視野を持ち、挑戦したい方にはぜひ応募して欲しいとしています。また、社会人インターンやビジネス留学制度もあり、選択肢は多様です。
加えて、障がい福祉サービスに従事する方を対象にしたオンライン研修『スペシャル ラーニング』も提供中。知識向上をサポートし、より良い支援が行えるようにするための内容が盛り込まれています。
まとめ
Lean on Meが関西経済同友会に入会することで、障がい福祉の現場知が経済界に還元され、より多様で包摂的な社会が実現されることへの期待が高まります。