洗剤を使わない洗濯で進化するホテルランドリーの新たな一歩

洗剤不要で進化するホテルランドリー

株式会社wash-plus（本社：千葉県浦安市、代表取締役：高梨健太郎）が展開する宿泊施設向けランドリーサービス「wash+ Comfort」が、これまでにない革新を遂げました。今回は、ランドリーの省人化と利便性向上のために、新たにキャッシュレス決済用のマルチ決済端末を導入したことについて詳しくご紹介します。

“洗剤を使わない洗濯”とは？

「wash+ Comfort」は、環境への配慮から“洗剤を使わない洗濯”を実現しています。この特徴は、洗剤の使用を避けることで、SDGs（持続可能な開発目標）への貢献を目指しています。さらに、多言語案内やオンライン売上管理など、IoTシステムを導入し、運営の効率化を図っています。これにより、ホテル経営者にとっても大きなメリットとなっているのです。

マルチ決済端末による利便性の向上

今回のシステムアップデートによって、“wash+ Comfort”に新たに導入されたマルチ決済端末は、クレジットカードのタッチ決済やスマホのバーコード決済を楽しむことができます。この決済方法の導入により、利用者はより迅速に支払いを完了できるようになり、その利便性は大いに向上します。特にインバウンドゲストの利用が増加する中で、こうしたキャッシュレス決済の需要は高まっています。

タッチパネルで簡単に操作できるため、支払い方法を選ぶのも非常にスムーズです。クレジットカードを差し込み、あるいはタッチすることで決済が完了し、バーコード決済はそのまま読み取り機にかざすだけで済むため、急いでいる旅行者にとって理想的な選択肢と言えます。

既存システムへの展開

新規導入だけでなく、これまでに導入された「wash+ Comfort」にもマルチ決済端末を後付けすることが可能です。これにより、キャッシュレス化が進むとともに、ホテルスタッフの負担を軽減することが期待されます。また、すでに導入している施設には先行して案内がされ、設置が進んでいるとのことです。

利用者目線の開発

「wash+ Comfort」は、ホテルスタッフの現場の声をもとに開発された製品です。合成化学物質や香料を使用しないことでアレルゲンフリーを実現し、ホテルのコンセプトや香りを損なうことなく、宿泊客に安心感を与えています。また、洗濯機と乾燥機を別々にすることで回転率を上げ、「使いたいのに空いていない」といった苦情を軽減しています。

利用者自身が操作できる多言語設定も施されており、インバウンドゲストへの対応も強化されています。さらに売上や稼働状況の管理もオンライン化されており、ランドリー管理の手間が大幅に削減されています。基本的なメンテナンスやトラブル時にはコールセンターに委託することも可能なため、フロントスタッフの負担も軽減されます。

モデルの選択肢

「wash+ Comfort」は、初期費用0円の「Standardモデル」と、支払いプランを選べる「High-endモデル」の2種類が展開されています。それぞれ、洗剤を使わない洗濯とIoTシステムが標準装備され、設置も簡便です。どちらのモデルも機能的かつ環境配慮された設計となっています。これにより、さまざまな宿泊施設での導入が進むでしょう。

未来への展望

wash-plusは、革新とともに多くの賞を受賞しており、今後も持続可能なランドリーシステムの開発を続けていくとしています。“洗剤を使わない洗濯”とDX（デジタルトランスフォーメーション）の力を駆使し、業界のスタンダードを塗り替える存在として注目されています。洗濯を通じた新たな価値の提供は、宿泊業界にとっての大きな革命となるでしょう。