経営戦略の新たな一歩：アスコットの不動産ファンド事業の移管

株式会社アスコットは、2024年11月1日より、不動産ファンド事業を完全子会社であるアスコット・インベストメント・マネジメント株式会社（以下「AIM社」）に移管することを発表しました。AIM社は2024年9月26日に助言・代理業および投資運用業としての登録を完了し、新たな事業をスタートさせる準備が整いました。

AIM社設立の背景

AIM社の設立目的は、国内外投資家との共同投資ファンドの構築や新規私募ファンドの形成、さらにはREIT等への事業参入を通じた不動産ファンド事業の拡大です。また、コンプライアンス体制の強化も重要な目標として掲げられています。このように、AIM社はアスコットの幅広いネットワークを駆使し、質の高い不動産サービスを提供する重要な役割を果たすことになります。

AIM社の基本情報

- 名称: アスコット・インベストメント・マネジメント株式会社 (AIM)
- 所在地: 東京都渋谷区神宮前3丁目 1 番 30 号
- 代表取締役: 大石章
- 資本金: 80百万円
- 設立年月日: 2022年8月
- 出資比率: 株式会社アスコットが100%
- 決算期: 9月

不動産ファンド事業の展望

AIM社による不動産ファンド事業の運営は、単なる事業移管にとどまらず、アスコット全体の戦略を再構築する重要なステップです。今後はアスコットが蓄積してきた知見やノウハウを最大限活用しながら、競争が激化する不動産市場の中でいかに差別化したサービスを提供していくかが鍵となります。また、AIM社が目指す投資運用業の展開により、アスコット自身もさらなる成長を遂げることが期待されています。

株式会社アスコットの概要

株式会社アスコットは1999年の設立以来、数多くの不動産開発案件や賃貸業務を手がけてきました。特に、機能性とデザイン性を兼ね備えた物件開発に力を入れており、高い品質を求める社会的ニーズに応えるべく努力しています。公式サイトやYouTubeチャンネルを通じて、最新の物件情報や企業活動について発信しており、広範なネットワークを活用していることも特徴です。