9月の角川新書で心に響く2つの物語が登場
株式会社KADOKAWAから新たにリリースされる2冊の書籍は、現代が抱える多様な問題に深く切り込んだ内容です。9月10日(木)に発売されるのは、濱口桂一郎の『スキルとデキル「能力」から見る近現代労働史』と笠井信輔の『生きる力がん寛解までの記録』の2作品です。
『スキルとデキル「能力」から見る近現代労働史』
この書籍は、現代労働における「デキル」という評価方法が持つ背景や、日本社会に根ざした労働観を考察しています。日本の企業文化は、従来の徒弟制から始まり、技能者を育てるための制度へと進化してきましたが、近年再びスキル重視の潮流が強まっています。この流れがどのように形成されたのか、歴史的視点から詳しく探ります。その過程で、読者は自らの職業観や能力に対する考え方を見直すきっかけを得ることでしょう。
著者の濱口桂一郎は、労働政策研究所の所長であり、労働法や社会政策に精通した人物です。彼の独自の視点と豊富な知識が詰まった本書は、労働のあり方を根本から問い直す貴重な資料となっています。定価は1,100円で、280ページの内容が広がります。
『生きる力がん寛解までの記録』
笠井信輔のこの作品は、彼自身のがんとの闘いを通じて見えてきた「生きる力」を描いています。がんと診断された際、彼は極限状態まで追い詰められましたが、新たに得られた人とのつながりや、支えられることで生きる力を見出します。この物語は単なる闘病記ではなく、希望を持ち続けることの大切さを伝えてくれる一冊です。
笠井氏は元フジテレビアナウンサーであり、多くの情報番組で活躍していた経験があります。がんの発覚により、彼は一時的にキャリアを中断しますが、さまざまな人々との出逢いや経験を通じて復帰を果たしました。定価は1,276円で、312ページにわたる感動的な記録です。
まとめ
この2冊は、現代に生きる私たちにとって、多くの示唆を与えてくれるものです。特に、自己評価や他者との関係について真剣に向き合う契機となるでしょう。ぜひ、この機会に手に取ってみてはいかがでしょうか。また、角川新書の公式Twitter(@kadokawashinsho)でも最新情報が発信されていますので、チェックしてみてください。