角川新書新刊
2025-12-10 11:40:52

角川新書、12月に新たな文化と技術の歴史を紹介する2冊を刊行

2023年12月10日、株式会社KADOKAWAが新たに角川新書から2冊の書籍を発売します。ひとつは「酔っぱらい」たちの日本近代酒とアルコールの社会史、もうひとつは増補新版戦艦大和復元プロジェクトです。本記事では、これら2冊の内容と著者について詳しく紹介します。

まず初めにご紹介するのは、右田裕規著の『「酔っぱらい」たちの日本近代酒とアルコールの社会史』です。この作品では、酒と日本の社会の深い関わりについて考察しています。特に、飲酒が人々の生活や仕事にいかに影響を与えてきたのか、社会学的視点から探求しています。著者は、ここで過去の労働史を掘り下げ、飲み会は勤務に含まれるのかという問いに挑みます。飲酒が規制を受ける一方で、なぜ人々は酒を好むのかを考えることにより、私たちの近代史を浮き彫りにします。

右田裕規は、1973年に島根県で生まれ、京都大学大学院で博士号を取得。現在は山口大学で准教授を務めています。彼の社会学的なアプローチは、近代社会の時間経験や知覚に関する研究から形成されており、他にも多くの著書を執筆しています。

次に紹介する作品は、戸髙一成による『増補新版戦艦大和復元プロジェクト』です。この書籍では、呉市の大和ミュージアムが誇る「十分の一戦艦大和」がどのように作られ、どのように復元されているのかその詳細を綴っています。特に、開館から20年が経ち、実施されている改装の過程や最新の研究成果を新たに紹介します。

戸髙一成は、1948年に宮崎県で生まれ、日本海軍の史研究者として知られています。大和ミュージアムの館長を務める彼は、海軍の歴史について深く知識を有し、多くの証言や文献に基づいた研究を行っています。本書では彼の奮闘を通じて、戦艦大和という日本の象徴的存在のものづくりの裏側に迫ります。

今回の2冊は、酒と社会、技術と歴史の興味深い交差を描き出すものです。仕事生活における飲酒文化から、戦艦の技術的な挑戦まで、いずれも読者に新たな視点を提供する内容です。興味がある方は、ぜひ手に取ってみてください。

KADOKAWAは公式Twitterで最新の情報を発信していますので、フォローして新刊情報をお見逃しなく!さらに、電子書籍版も利用可能ですので、この機会にデジタルでもお楽しみいただけます。

これらの作品は、文化と技術に興味を持つすべての人々にとって価値ある資料となることでしょう。明治から現在にかけての日本の社会を理解するための手助けとなる一冊、一冊をぜひお楽しみください。


画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社KADOKAWA
住所
東京都千代田区富士見二丁目13番3号
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 角川新書 戦艦大和 社会史

Wiki3: 角川新書 戦艦大和 社会史

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。