未来のモノづくり革新
2025-04-10 15:54:27

コグニザントとオムロンが提携しIT-OT統合で未来のモノづくりを実現へ

コグニザントとオムロンが未来のモノづくりを開拓



2025年4月8日、コグニザントとオムロンは、製造業の革新を推進するための戦略的なパートナーシップを発表しました。この協力により、両社はITとOT(オペレーショナルテクノロジー)を統合し、モノづくりの未来を切り開くための新たな方法論を提供します。

パートナーシップの背景



コグニザント(本社:アメリカ・ニュージャージー州)とオムロン(本社:日本・京都市)は、それぞれの専門分野での強みを活かし、新たなEnd to Endソリューションを提供することで、モノづくりの現場を支援します。コグニザントは世界有数のITサービス企業であり、オムロンは高度な制御機器を製造するリーディングカンパニーです。この二社の協業が実現するIT-OT統合は、製造業の生産性向上やサステナブルな業務を実現するためのキーポイントとなります。

協業を通じた推進力



この提携により、コグニザントはオムロンの制御機器事業のエンジニアリングパートナーとして選出され、両社のリソースを活用してフレキシブルな製造プロセスを創り上げることが目指されています。具体的には、オムロンのセンサー、コントローラー、ロボットなどのOT製品と、コグニザントが得意とするAI、IoT、デジタルツイン技術といったIT技術を融合させ、製造業のデータ主導の意思決定を支援します。

コグニザントが提供するAsset Performance Excellence(APEx)プラットフォームや、製造業向けの成熟度評価ツール「OnePlantTM」を用いたコンサルティングにより、高品質なフィールドデータが最大限に活用されます。これにより、企業は生産効率を高めるとともに、温室効果ガスの排出を削減する持続可能な方法論を確立できるでしょう。

持続可能な未来を見据えて



両社のCEOはこのパートナーシップの重要性について強調しています。コグニザントのCEO、ラヴィ・クマールS氏は、「我々はお客様にとっての戦略的パートナーとして、エンドツーエンドの技術力を駆使し、モノづくりを革新していきたい」と語ります。一方、オムロンのCEO、辻永順太氏も「ITとOTの融合を進め、生産性の大幅な向上に寄与していく」と述べています。

このように、コグニザントとオムロンは、デジタル時代における製造業の変革を進めることを目指し、先進的な技術と革新を結集したソリューションを提供することで、社会全体の課題解決にも貢献していく方針です。

まとめ



コグニザントとオムロンの提携は、製造業だけでなく、幅広い業界において、持続可能でありながらも効率的な生産体制を構築するための重要なステップと言えるでしょう。両社が織り成すITとOTのハーモニーは、未来のモノづくりの未来を照らす道しるべとなります。


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会社情報

会社名
コグニザントジャパン株式会社
住所
東京都千代田区麹町2-1PMO半蔵門
電話番号

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