メディア・リテラシーを育成するWEB教材「メリ探」
2023年9月1日、NHKは注目の新しいWEB教材「メリ探(めりたん)」をリリースしました。この教材は、メディア・リテラシー教育と探究学習を結びつけることを目的とし、教育現場やコミュニティで幅広く活用することができます。特に、小学5年生から大学生までの年齢層を対象にしているため、様々な学習の場で導入が可能です。
教材の目的と特長
「メリ探」では、学習者が情報を調べて理解し、さらにそれを自ら発信する場面を想定しています。特に「メディア・リテラシーが問われる状況」をシミュレーション形式で体験することで、実践的なスキルの習得を目指しています。これにより、情報収集や情報発信が求められる現代社会で、しっかりとしたリテラシーを培うことができます。
また、学校だけでなく、公的機関や地域コミュニティ、そして事業所などでも活用が可能なのが大きな特長です。知識を深めるだけでなく、集団での議論や発表を通じて、さらに理解を深めることができるのです。
幅広い対象者に向けた設計
「メリ探」は、小学5年生以上を対象にしており、中学生や高校生、さらには大学生まで広く利用可能です。これにより、教育現場でのメディア・リテラシーの育成を進めるための柔軟な教材となっています。年齢に応じた内容が用意されているため、それぞれのレベルに合わせて適切に進めることができます。
利用方法
教材の利用方法は2つに分かれています。一つは「授業形式での提示用教材」で、教師が進行役となって授業を展開します。この際、話し合いや発表を交えることで、より深い理解が得られるでしょう。もう一つは「自習用教材」として、学生が自身の端末からアクセスし、自分のペースで学習を進めることができます。これにより、柔軟な学びが実現します。
学習内容
「メリ探」では、学習者が「インターネットで調べた情報をもとに発表用のスライドを作成する」という課題に取り組みます。具体的なテーマには、「情報源の確認」「AI画像」「画像のアップとルーズ」「情報の取捨選択」「偽・誤情報の動画」などが含まれており、これらをクリアすることで実践的なスキルが身に付きます。このような内容は、今後の情報化社会において非常に重要な資質となります。
必要な環境
教材を使用するためには、PCやタブレット端末が必要です。また、授業形式で利用する際には、モニターやプロジェクターが求められます。もちろん、インターネット接続も必須です。これらの要素が整えば、スムーズな授業展開が可能となります。
さらなる学びの手段として
「メリ探」の公開により、NHKはメディア・リテラシーに関する情報も発信しています。この教材を通じて、学校や地域における教育活動の充実を図っていきたい考えです。興味のある方は、ぜひ「メリ探」の公式ページを訪れて、詳細を確認してみてください。
監修とその他の注意点
本教材は、日本大学文理学部教育学科の中橋雄教授の監修のもとに制作されています。また、内容は予告なく変更される場合があるため、利用の際にはしっかりと利用規約を確認することが重要です。営利目的での利用は禁止されているので、利用目的には十分注意してください。教育現場での活用が推奨されており、多くの人々に新たな学びを提供する一助となることでしょう。