UCCの新しいコーヒー体験、食べるスタイルの『YOINED』
2023年11月に日本初の試みとして登場した食べるスタイルのコーヒー『YOINED(ヨインド)』が、今期の販売を終了しました。UCC(上島珈琲株式会社)によるこの製品は、ビジュアルはチョコレートに似るものの、カカオは一切使用されておらず、成分のほとんどはコーヒー豆とそのコーヒーオイルです。そのユニークな製法により、コーヒー本来の豊かな香りや味わいをダイレクトに楽しむことができます。
『YOINED』の製法と魅力
『YOINED』の製法は特許技術を用いており、コーヒー豆を粉砕した後、コーヒーオイルや植物油脂でコーティングすることで香りを封じ込めます。この技術により、飲むコーヒーでは味わえない、コーヒー豆の甘みや酸味、苦味を一口で感じることができるのです。実際、口に入れた瞬間、鼻腔に広がる香りとその後の余韻が、飲むコーヒーとは異なる新たな体験を提供します。
新しいコーヒーのトレンド
2025年には、発酵プロセスを取り入れたコロンビア産と、名門農園のグァテマラ産の豆が使用され、焙煎方法も一新されました。特に注目されたのは、フルーティーな酸味を引き立てる焙煎で、味覚の進化が実現。発売前から高い関心を集め、UCC公式オンラインストアでは初回入荷が2日で完売。前年の予約数も大幅に増加し、人気の高さを証明しました。
バレンタインシーズンでの注目
昨今のカカオ豆価格の高騰を受け、『YOINED』がバレンタインギフトの新たな選択肢として注目を浴びました。特に、大阪にあるあべのハルカス近鉄本店でのバレンタインイベントに採用され、カカオを使用していないにもかかわらず、その巧妙なアピールポイントがメディアに取り上げられました。結果、公式オンラインストアでは販売期間を待たずに完売という結果に。このように、『YOINED』はただのスイーツを超えて、新しいギフトの選択肢としての地位を築いています。
お酒とのペアリング体験
さらに、『YOINED』はお酒とのマリアージュ提案を強化し、特に日本酒との相性が良いことが発見されました。著名な日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」とのコラボレーションを通じて、コース料理にペアリングメニューを提供する特別な体験も実現。これにより、新たなコーヒー文化の創造が進んでいます。
今後の展望
UCCは今後、2026年秋頃を目指し、『YOINED』の新たな製品開発を進めています。販売された製品は常に進化し、次なる魅力を提供するために努力されています。「食べるコーヒー」としての可能性は無限大であり、次回の登場が待ち遠しいばかりです。UCCの「より良い世界のために、コーヒーの力を解き放つ。」という企業理念が込められた『YOINED』、その進化に期待が高まります。