ドローンで実現する新しい作業体験
近年、ドローン技術の進展により、その活用範囲が広がっています。特に、補修業務においては、効率的な作業が求められる中、神奈川県横浜市鶴見区で行われる「ドローンからの直接補修体験会」が注目を集めています。
株式会社セキドと東洋製罐株式会社の共催により、2025年7月2日から9月25日までの間、計8回にわたって開催されるこの体験会では、遠隔からスプレーを噴射できる画期的な装置「SABOT-3」を使用して、実際の補修作業を体験することが可能です。
スプレー噴射装置「SABOT-3」とは
「SABOT-3」は、ドローンにスプレー缶を搭載し、特定の液剤を噴射するための装置です。この装置は、補修作業や防錆、さらには鳥害対策など、多岐にわたる現場業務を効率化することを目的にしています。参加者は、屋外でのデモを通じて、その技術を実際に体感できます。
特に、これまでのドローンの役割が現場の「点検」までだったのに対し、「SABOT-3」の導入により、「補修」がリアルタイムで実現できる点が最大の魅力です。これにより、高所での作業効率が大幅に向上し、安全性が高まります。
体験会の特徴
この無料体験会では、多様なコンテンツが用意されており、以下のような内容が体験できます。
- - 実演デモ:シリコーン塗料による雨漏り補修や、コンクリート表面の含浸材散布の実演。
- - 操作体験:参加者が実際に「SABOT-3」を操作し、外壁へのマーキング作業を行うことができます。
- - 講演:様々な現場でのSABOT-3活用事例や、製品ラインナップの紹介、およびDJIのインフラ点検ソリューションの説明が行われます。
各セッションは無料で、定員は各回先着10名となっており、個別相談の時間も設けられています。これにより、具体的な導入プランに関するアドバイスを受けられます。
おすすめ対象者
特にこの体験会は、以下のような方々におすすめです。
- - 事業拡大を目指す方:ドローンを利用して補修業務を新たに提供し、ビジネスチャンスを広げたい方。
- - コスト削減を図りたい方:現場にドローンを取り入れることで、作業コストを抑えたい方。
- - 安全性を重視する方:高所作業など、危険が伴う業務を安全に行いたいと考えている方。
このようなニーズにお応えする内容がしっかりと組まれているため、多くの方の参加が期待されています。
参加方法
体験会は、2025年の7月2日、8月22日、9月24日・25日に開催されます。午前の部と午後の部の二部制で、各回の詳細は以下の通りです。
- - 時間:午前10:00~12:30、午後14:00~16:30
- - 会場:東洋製罐株式会社 テクニカルセンター(神奈川県横浜市鶴見区矢向1丁目1‐70)
- - 参加費:無料
参加は各回先着10名限りなので、興味のある方は早めに申し込むことをお勧めします。
ドローンを利用した業務効率化の一歩を踏み出す大チャンスとなるこの体験会。ぜひ参加して、新たな技術の可能性を体感してください。