トラックカーナビ、特殊車両向け新機能の開始
株式会社ナビタイムジャパンが提供するトラック専用カーナビアプリ『トラックカーナビ by NAVITIME』は、2025年9月4日より、特殊車両用のルート編集機能およびスマートフォンアプリへのルート共有機能の提供を開始します。この新機能により、運送業界におけるナビゲーションの利便性が飛躍的に向上することが期待されています。
ルート編集機能の詳細
『トラックカーナビ(Web版)』を利用することで、運転手は特殊車両通行許可を得た経路へのルート編集が可能になります。申請した経路はそのまま『トラックカーナビ』アプリに共有でき、ナビゲーション機能を通じて実際の運行が可能となります。特に、「支援機能」の「特車ルート」が有効化された状態で利用することが推奨されており、道路交通規制や車両のサイズに合わせた制限を考慮せずにルートを編集できます。
安全性への配慮
トラックカーナビは、通常の道路での運行に加え、大型車への特化したナビゲーション機能を提供しています。特殊車両については、道路法で決められた制限を超えた車両が対象となり、特に通行許可のある道路のみを走行可能です。運送会社やドライバーからの要望も活かされ、この機能は開発されました。
新たに追加されたルート共有機能により、指定されたルートの通りにナビゲーションが行われます。リルート機能は自動的には動作せず、あらかじめ設定されたルートに従います。これにより、運転手は運行前に注意が必要なポイントを地図元で事前に確認することができる「ルートチェッカー」機能も用意され、安全運行を支援します。
特典と期間限定機能
今回の機能はプレミアムプラスコース会員向けに提供されますが、2025年11月30日までの期間中は、同じくプレミアムコース会員に対しても利用可能となります。また、2025年9月10日から12日までの間、東京ビッグサイトで開催される「国際物流総合展 2025 第4回 INNOVATION EXPO」においても、実際にこの新機能を体験できる展示が行われます。
まとめ
トラックカーナビは、特にトラックドライバー向けに設計された日本初のナビゲーションアプリであり、高精度な到着予想時刻や多様なルート検索機能が豊富に搭載されています。今回の特殊車両用ルート編集&共有機能の追加により、さらなる使い勝手の向上と安全な運行が実現され、多くの運送業者から支持を得ることが期待されます。運送業界全体における効率性向上にも寄与することでしょう。