女子eSportsチーム「DISTRICT81 Gaming」の初お披露目
2018年6月29日、渋谷のduo MUSIC EXCHANGEで「eSports Conference」が初めて開催され、日本を代表する女子eSportsチーム「DISTRICT81 Gaming」が初めてその姿を世に知らしめました。
このイベントは、「ストリートカルチャーの街、渋谷からeSportsを発信」というテーマのもと、月に一度のレギュラーオールナイトイベントとして企画されています。アーティストのパフォーマンスやトークステージ、来場者参加型の対戦マッチなど、楽しめる要素が盛りだくさん。今回も多くの来場者で賑わいました。
「DISTRICT81」とは、日本の音楽とカルチャーを世界に伝えることを目的にしたプロジェクトで、そのコンセプトがeSportsにも拡大され、女子選手を発掘・育成し、日本のプロゲーミングチームを目指すという新しい試みです。メンバーは、メインタンクの「flum(フラン)」、サブタンクの「kumomu(クモム)」、DPSの「Rita(リタ)」と「meromi(メロミ)」、サポートの「マール」と「華古(はなこ)」の6名から成り、その意気込みを語りました。
メンバーの「flum」は感激のあまり涙を流し、「このチームは素晴らしいメンバーばかりで、ぜひ応援してほしい」と訴えました。会場は温かい拍手に包まれ、彼女たちへの期待感が高まりました。
オープニングでは、草野絵美さん率いる歌謡エレクトロユニット「Satellite Young」が登場し、5曲を披露。観客と一体となって盛り上がり、イベントは良いスタートを切りました。さらに、eSportsの専門家たちによるトークセッションも行われ、参加者からの質問が飛び交う展開となりました。プロとしての定義や、eSports選手のアスリートとしての扱いなど、深い議論が交わされました。
トークセッションの後は、「DISTRICT81 Gaming」メンバーと会場参加者による「オーバーウォッチ」の紅白マッチが行われました。メンバーと来場者から選ばれた選手たちが二つのチームに分かれて対戦。緊張感漂う中で始まった試合では、やはり2つのチームが白熱した戦いを繰り広げました。結果は、最初は劣勢だったが、メンバーの「meromi」、「マール」、「flum」が属するチームが逆転勝利を収め、観客からは大きな拍手が送られました。さらに、深夜3時を過ぎて行われた「フォートナイト」のカスタムマッチでも、熱気は途切れることなく、会場は盛り上がりを見せました。
イベントの締めくくりとして、次回の「eSports Conference」が7月20日に渋谷のduo MUSIC EXCHANGEで開催されることが発表され、このイベントの人気を反映するかのように大きな盛り上がりを見せました。新たな公式チームの誕生と共に、eSportsの未来に期待が寄せられるイベントとなりました。
「DISTRICT81 Gaming」はこれからのeSportsで注目の存在となることでしょう。彼女たちの今後の行動にも要注目です。
【DISTRICT81 Gaming】
【eSports Conference】