吉川市と富士薬品の協定
2025-09-30 18:05:44

富士薬品が吉川市と健康づくりの協定を締結、地域活性化へ

富士薬品と吉川市の包括連携協定締結



株式会社富士薬品(以下、「富士薬品」)は、2025年9月30日、埼玉県吉川市との間で健康づくりの推進を目指す包括連携協定を締結しました。この協定は、富士薬品が吉川市における健康支援のために行う5つの具体的な取り組みを定めたものです。吉川市役所で行われた協定締結式には、富士薬品の伊庭圭之助部長と吉川市の中原恵人市長が出席しました。

連携協定の詳細


この協定に基づいて、富士薬品は以下の5つの分野で事業を展開し、地域住民の健康を支えることに注力します。

1. セルフメディケーション強化の事業


配置薬の仕組みを利用し、医薬品の正しい使用法について啓発することで、地域住民の健康意識を高めます。登録販売者の資格を有する営業員が訪問し、OTC医薬品の適正使用を促進します。

2. 健康情報の発信


市営イベントに参加したり、健康講座を開催したりすることで、季節ごとの健康管理や疾患予防を伝えます。また、訪問時には健康診断やワクチン接種の重要性についてもアナウンスし、地域住民にとっての健康情報源となります。

3. 高齢者の見守りサービス


高齢者がいる家庭を訪問する際には、声かけや相談に対応し、日常的に見守りを行います。さらに、徘徊者の捜索にも協力するなど、地域の安全を支援します。

4. 防災・災害対策


災害時には吉川市の要請に応じて、避難所に医薬品を無償で提供します。また、営業員が地域に災害対策情報を届ける役割も担います。

5. その他の活動


日常業務を通じて街の異常箇所を発見した際には、その情報を市に報告し、地域の安心・安全に寄与します。

連携協定の背景


富士薬品は「とどけ、元気。つづけ、元気。」を企業のスローガンに掲げ、地域に寄り添った医療・健康サービスの提供に努めています。特に配置薬の提供を通じて、地域住民の健康を支えています。現在、吉川市には約1,000軒の家庭が富士薬品の配置薬を利用しています。

一方、吉川市は「第6次吉川市総合振興計画」に基づき、健康や福祉の施策を進めています。富士薬品との連携は、この理念の具現化として位置づけられており、地域住民の健康支援には大きな意義があります。

未来の展望


今回の協定締結により、富士薬品は吉川市のコミュニティと密接に連携し、地域サービスの向上に寄与することを目指します。この取り組みは、埼玉県内で7つ目、全国では30例目の事業です。富士薬品は地域の活性化と市民の福祉向上に貢献し続ける姿勢を示しています。

富士薬品について


富士薬品は1930年に配置薬販売業として創業し、現在では医薬品の開発・製造からドラッグストアの展開まで、幅広い事業を展開しています。スローガンのもと、全国に1,273店舗を構える「セイムス」ブランドを通じて、地域住民の健康を支える存在であり続けます。


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会社情報

会社名
株式会社富士薬品
住所
埼玉県さいたま市大宮区桜木町4丁目383番地
電話番号
048-644-3240

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