声優・早見沙織が語る10年間の音楽と演技の道

声優・早見沙織が振り返る音楽と役への情熱

エンタメを愛する皆さんにお届けしたい、声優・早見沙織さんの独占インタビュー。本記事では、彼女が演じる多くの人気キャラクターや、10年間の音楽活動についての思いを深く探ります。

早見沙織さんは、『鬼滅の刃』の胡蝶しのぶ役や、『SPY×FAMILY』のヨル・フォージャー役など、数々の印象的なキャラクターを担当しています。彼女の声は、キャラクターの魅力を引き出し、多くのファンを魅了しています。また、音楽活動にも力を注いでおり、2025年にはアーティストとしての10周年を迎えることになります。これを機に、当時の振り返りと今後の展望について語ってもらいました。

10年間の試行錯誤

「私にとっての10年間は、本当にあっという間でした。ただ、振り返るとその中でたくさんの試行錯誤がありました」と語った早見さん。自らの音楽活動においては、楽曲制作やライブの構成など、声優という立場とは異なるクリエイティブな挑戦がありました。この10年という長さは、彼女にとってどのような意味を持っているのでしょうか。

「音楽の楽しさや難しさを感じる中で、ファンの皆様の前で直接歌うことができる喜びを味わいました。その瞬間は、声優としての仕事とはまた違った感覚で、すごく充実していました」と言います。

胡蝶しのぶというキャラクター

早見さんは、胡蝶しのぶというキャラクターを非常に奥深く捉えています。彼女は「熱い感情を内に秘めながら、強い意志で戦う姿に魅力を感じています」と話します。その熱い思いは、彼女自身が演じる際にも表れ、観客に深く共感を呼び起こしています。

「しのぶは非常にまっすぐな性格で、姉のカナエから受け継いだ思いを持っていますが、その裏に秘めた憎恶の感情は、見る人にも痛々しさを感じさせます。彼女の戦いは、ただの復讐ではなく、もっと深い意味を抱えているのだと思います」と続けました。

観客は、この複雑な感情をどのように受け取るのか？早見さんはその答えを、アフレコを通じて表現しており、彼女の演技には思い入れが感情としてこもっているのです。

劇場版『鬼滅の刃』への期待

7月に公開される劇場版『鬼滅の刃』では、彼女の演じる胡蝶しのぶがどのように描かれるのか、多くのファンが期待を寄せています。「全身全霊でアフレコをしましたので、ぜひ劇場でしのぶの悲しみを感じてほしいです」と早見さんは語ります。彼女の声がどれほど感情を伝えられるのか、私たちも楽しみにしているところです。