最新ビジネスチャット統合サービス「Chat.jp」
昨今、ビジネスシーンにおけるコミュニケーションのスタイルが大きく変わりました。特に、メールからチャットツールへの移行は急速に進んでおり、IT企業では「メールを見ない」という状況が一般的になりつつあります。この変化の背景には、新型コロナウイルスの影響でテレワークが普及し、業務プロセス全体が見直されていることが挙げられます。そこで、複数のビジネスチャットを利用する企業が増え、円滑な情報のやり取りを求める声が高まっています。
このような課題を解決するために、スタートアップ企業ストラテジットが新たに発表したのが「Chat.jp」です。Chat.jpは、SlackとChatworkという二つの人気ビジネスチャットツールをリアルタイムで統合し、業務の効率化を図ることを目指したサービスです。
Chat.jpの特徴と利便性
Chat.jpは、ユーザーが選択したSlackのチャンネルとChatworkのルームを指定することで、ほぼリアルタイムでの情報連携を実現します。これにより、異なるツール間での情報のすれ違いや確認漏れを防ぐことが可能になります。また、各チャンネルやルームはN:Nの関係で設定でき、双方向や一方通行の連携も可能なため、事業のニーズに応じてカスタマイズすることができます。さらに、過去の会話も登録できるため、必要な情報をすぐに引き出すことができる便利な機能も搭載されています。
今後はLINEやMessenger、Gmailといった他のコミュニケーションツールとの連携も予定しており、ビジネスチャットの枠を超えた統合的なプラットフォームへと進化していくことが期待されます。
テストユーザーの募集
現在、Chat.jpのα版を試すことができるテストユーザーの申し込みを受け付けています。興味のある方は、公式サイトのお問い合わせフォームに「Chat.jpテストユーザー希望」と記入して、申し込むことができます。応募の締切は2020年5月末日までで、使用期間は約1ヶ月間です。
テストユーザーには実際の使用感や改善点についてのフィードバックを求めており、ユーザーからの意見を元にさらなるブラッシュアップが期待されます。
ストラテジット企業概要
Chat.jpを開発したストラテジットは、SaaSの導入や連携開発に特化したスタートアップ企業です。東京都千代田区に本社を構える同社は、2019年に設立され、これまでに多くの実績を積み上げています。経営改善を目指し、SaaSの普及に力を入れているとのことです。
所在地: 東京都千代田区岩本町3-5-2 合人社東京秋葉原ビル102号室
代表: 代表取締役 立原圭
URL:
https://strategit.jp/
今後のビジネスチャットの進化に期待が寄せられる中、「Chat.jp」の登場がどのように業務を変革していくか、注目が集まります。