新潟で「性と人生のホンネ」対話イベント開催
公益財団法人ジョイセフは、10月11日(土)に新潟市で対話イベント『性と人生のホンネ』を開催します。このイベントは、全国で展開される「ホワイトリボンムーブメント2025」の一環であり、性に関するさまざまなテーマを扱い、若者たちに自らの性について考える機会を提供することを目的としています。
イベントの背景
新潟県では、近年、10代や20代を中心とした性感染症の増加や性被害の相談件数が報告されています。これに加え、避妊や妊娠に関する知識が不足しており、それが若者の将来設計や心身の健康に悪影響を及ぼす原因となっています。このような現状の中で、「性と生殖」に関する学びの機会が不足しているとなれば、何ができるのでしょうか。
地域の現状と課題
新潟県内では、性に関する教育が学校や家庭だけでは十分ではなく、包括的な知識を若者が学ぶ場を提供する必要があります。若者が性と生殖の健康(SRHR)について教育を受けることで、自分自身と他者を尊重する力を育むことができ、将来の命と希望を守ることに繋がります。このような背景から、この対話イベントはとても重要な意味を持っています。
イベント詳細
このイベントでは、参加者が以下の5つのテーマでグループトークを行います:
1. 性加害・性暴力
2. 予期せぬ妊娠
3. 性感染症・HPV
4. ジェンダーとセクシュアリティ
5. プレコンセプションケア
このようなテーマについて話し合うことで、参加者は包括的な性教育の必要性を実感し、自身の考えを深めることができるのです。
開催概要
- - 日時: 2025年10月11日(土) 10:00~11:30
- - 会場: 新潟テルサ 特別会議室 (新潟市中央区鐘木185-18)
- - 定員: 30名
- - 主催: 公益財団法人ジョイセフ
- - 協力: 協同組合ライクミー新潟
参加を希望される方は、事前申し込みが必須ですので、専用のフォームから手続きを行ってください。
参加申込フォームはこちら
今後の展望
ジョイセフでは、このイベントを通じて参加者に気づきを促し、今後は地域の自治体や企業とも連携して持続可能な包括的性教育の普及を目指していきます。若者の命と未来を守るためには、教育の場を増やし、正しい知識と意識を広めることが必要です。
まとめ
『性と人生のホンネ』は、若者が自らの性に関する疑問や不安を話し合える貴重な場です。この対話イベントを通じて、参加者が自身の考えを深め、性に対する正しい理解と尊重を持つことができることを期待しています。