SPACERとTABETEが提携し、食品ロス削減の新たな試みを実現
株式会社SPACERは、食品ロス削減を目的としたフードシェアリングサービス「TABETE」との連携を発表しました。この新しい取り組みにより、スマートロッカーを活用して、より多くの利用者に安全に食品を受け取る機会を提供します。
「TABETE」とは、ホテル、飲食店、スーパーなどで、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品を、アプリを介して100万人以上のユーザーとマッチングさせるサービスです。この仕組みにより、店舗はフードロスを減らしながら売上を向上させ、ユーザーも美味しい食べ物を享受しつつ社会貢献ができるという、持続可能な経済の在り方が推進されています。
【新しいロッカー受け取りの仕組み】
従来、「TABETE」での購入商品の受け取りは主に店舗で行われていました。しかし、店舗が閉店した後に余った食品の受け取りが難しいという課題がありました。そこで、スマートロッカーSPACERの導入が決定。これにより、閉店後でも温度管理されたロッカーを利用して、利用者は自分の好きな時間に商品を受け取ることができるようになります。
具体的には、西武鉄道沿線の19駅とJR西日本の5駅での受け取りが実施されることが予定されています。これにより、利用者は生活導線上で便利に商品を受け取れるようになります。ロッカー利用料は、1回あたり200円(税抜)です。
【利用方法】
新しい受け取り方法は非常にシンプルです。
1. TABETEアプリで購入したい商品を選びます。
2. 受け取り方法として「ロッカーで受け取り」を選択し、希望のロッカーと時間を指定します。
3. 商品が配送されると、プッシュ通知が届きます。
4. 商品が指定したロッカーに格納されると通知が来るので、アプリで解錠ボタンをタップして受け取ります。
この新しい取り組みは、フードロスの削減に向けた大きな一歩であり、利用者にとっても利便性が大幅に向上します。使い慣れた食の購入方法と、社会貢献を両立させる新しい形が生まれました。
【企業情報】
「TABETE」を運営する株式会社コークッキングと、スマートロッカーを開発した株式会社SPACERは、共に持続可能な社会を目指しています。SPACERのスマートロッカーは、エコデザインを採用しており、利便性を追求しつつ環境に配慮したサービスを提供しています。
これからも両社の取り組みに注目が集まります。フードロスを減らし、また利用者が美味しい食を享受できる仕組みづくりは、未来の社会に向けた大切な活動であると言えます。是非、アプリをダウンロードし、彼らの理念に賛同して、新しい受け取り方法を体験してみてください。