伊豆の老舗旅館「おちあいろう」が魅力的に生まれ変わった

静岡県伊豆市に位置する登録有形文化財の宿「おちあいろう」が、令和元年9月にリニューアルオープンしました。この旅館は、明治7年（1874年）に創業し、145年以上の歴史を誇る老舗です。

「おちあいろう」は、本谷川と猫越川が合流する狩野川の美しい河畔に構えています。リニューアルは、株式会社Plan・Do・Seeによって行われ、古き良き時代の情感を残しつつ、最新の建築技術を取り入れ、現代的なデザインに生まれ変わりました。

玄関は瓦葺きの大屋根が印象的で、サムソンの七棟が国の登録有形文化財に指定されています。これまで多くの文人たちに愛されてきたこの宿は、温泉宿としての伝統を守りながら、現代的快適性に満ちた空間を提供しています。

館内には、ステンドグラスや照明を施したラウンジや、婚礼や祝典に利用できる広間など、美しい建築物が随所に散りばめられています。客室は全16室をあり、全室に源泉掛け流しの内風呂を完備しています。この贅沢な入浴体験は、旅の疲れを癒すだけでなく、自然との一体感をもたらしてくれます。

更に、リニューアル後には、内風呂「月の湯」にも新たにサウナが追加されました。そのサウナは、業界の第一人者である松尾大氏が手掛けた茶室をイメージしたもので、全国のサウナランキング「SAUNACHELIN 2019」に選出されるほど注目を集めています。柔らかな木漏れ日が差し込むこの空間で、心身ともにリラックスできるひとときを楽しむことができます。

料理では、新鮮な地元の食材を使った懐石料理が提供され、四季を五感で楽しむことができます。自然豊かな伊豆の風景を楽しみながら、新たに生まれ変わった「おちあいろう」で特別なひとときを過ごすことができます。

おちあいろうは、東京から車で約1時間半というアクセスの良さも魅力の一つです。日常から離れ、贅沢なひとときを求める方にぴったりの場所です。ぜひ、リニューアルした宿で憩いの時間をお楽しみください。

おちあいろうへのアクセスや予約方法については、公式ウェブサイトでご確認ください。