RELATIONSの社員がDONE Principleを修了し新たな一歩を踏み出す

RELATIONSがDONE Principleを修了

2025年8月15日、東京都港区に拠点を置くRELATIONS株式会社の社員2名が、国際的に認知されるDONE Principle（ダン・プリンシプル）を修了した。この修了は、従業員としての成長だけでなく、企業全体にとっても重要なマイルストーンである。ソース原理、つまり自律的な組織づくりの礎となる考え方を理解することで、RELATIONSは新たな段階に進もうとしている。

DONE Principleとは

DONE Principleは、ソース原理を深く理解し、その理論を実践に生かす力を証明するもので、日本での修了者はまだ限られている。この原則は、イギリスの経営コンサルタント、ピーター・カーニック氏が提唱したもので、組織やプロジェクトの「動きの起点（ソース）」を特定し、その重要性を理解することで持続可能な成果を引き出すことが目的である。この理論に基づかない場合、経営の過程で意思決定が困難になり、活動が停滞することがある。

ソース原理の影響

ソース原理は、多様な組織、家族経営、地域コミュニティなど、幅広い分野で応用されている。日本においても、2022年に出版された『すべては1人から始まる』が注目を集めた。この書籍は、人事部門の専門家に高く評価され、ソース原理の概念普及に貢献している。また、2024年には新たに『ソース原理［入門＋探求ガイド］』が出版され、注目が高まっている。

RELATIONSの学び

RELATIONSでは、2023年に小規模グループでスイスとフランスを訪問し、ピーター・カーニック氏やステファン氏から直接学ぶ機会を得た。帰国後は、約2年間にわたる実践を通じて、ソース原理の理解と応用に取り組んできた。これまでの実践の成果として、2024年には全国で経営者向けセミナーを開催し、多くの経営者が参加している。

参加者からは、ソース原理を通じて自らの立場を再確認する機会を得たとの声が寄せられた。

“自分のソースに関する理解を深め、事業推進のための確固たる自信を持つことができました。”

生命力経営とソース原理

RELATIONSは「生命力経営」という独自のメソドロジーを提唱している。これは、個々の従業員と組織全体が一体となった創造的な空間を育むことを目指している。この視点は、「根源の探究」「素直な関係」「自律と共創」の三つのレンズを通じて実践されている。

特に「根源の探究」は、組織や個人の内なる情熱を理解し、持続的な動きを生み出すうえで欠かせない。ソース原理の考えは、このプロセスにおいて非常に効果的である。

今後の展望

RELATIONSは、ソース原理をさらに広めるために、経営者や幹部向けのワークショップやセミナーを開催する予定である。これにより組織の変革を促進し、多くの人々と共に新たな可能性を探求する姿勢を持ち続ける。

このように、DONE Principleの修了は、一つの学びの旅の終わりではなく、新たな探求の始まりである。RELATIONSはこの道を進み、ソース原理を通じて組織の変革を推進していく予定だ。